蝕世の卵/ネタバレ

記事名読み
しょくせいのたまご
ゴブリン族インカントリックスによると、蝕世の卵は5000年前に霊獣カオスが生み出した卵

竜族だったカオスは1万年前に起きたメルト・ブロー後の世界を以前の状態に戻そうとし、大地を覆ったクリスタルを食べて霊獣となった。さらに、メルト・ブロー後に新たに生まれた獣人種族を憎み、それを滅ぼそうとした。クリスタルの力を自在に操れるようになったカオスは、アストラル界からクリスタルの力を吸い出して蝕世の卵を生み、生まれた幼獣と共に獣人を殺戮したという。

しかし、5000年前にカオスの行いによりアストラルの理が乱れたことに気づいたオーディンはその討伐を決断。獣人たちはオーディンの加護の下、激しい戦いの末にカオスを倒すことに成功し、幼獣の卵も大部分は破壊された。

しかし、破壊を逃れた卵が永い時を経て孵るケースがある。その1つが数千年前に近東に出現したファラクであり、もう1つが400年前にソロムグに出現したネスナスである。これらはいずれも獣人たちが多くの犠牲を払って封印ないし討伐した。

その後、大部分が破壊されたはずの蝕世の卵が、なぜ最近になって次々と見つかっているのかは明確には語られていない。カオスの復活に伴って眠っていた卵が活性化したのか、ガラズホレイズ蝕世の卵に見せかけた罠をヴァナ・ディールに運ばせたように、新たに生まれた卵を運ばせたのかも知れない。

現代で見つかった蝕世の卵グルームファントムによって破壊され、カオスそのものである蝕世の卵も消滅したが、太古よりケートス族が封印し続けている卵が1つ残っていることにシャントット博士が懸念を示している。
カオスの卵
蝕世のエンブリオ蝕世の霊獣カオス」では、幼獣の卵とは異なる蝕世の卵があることが明らかになった。それは霊獣カオスが己の身を守るために閉じこもった卵である。

5000年前の戦いでオーディンに追い詰められたカオスは自ら蝕世の卵の中に閉じこもった。この卵は幼獣の卵とは異なり、オーディンすらも破壊することができず、ヴァルハラヘルガフイェルの山に封じられたが、後にガラズホレイズによって発見され、利用されることになる。

冒険者たちとの戦いで傷ついたカオスは再びこの卵の中に閉じこもったが、オーディンと2つのプライムウェポンで同時に攻撃することで破壊に成功している。
関連項目
蝕世の卵】【カオス】【ファラク】【ネスナス

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