Iroha/ネタバレ

イロハはテンゼンとカゲロウの娘である。伏線が多数はられているので、第1章から予測されていたが、父親がテンゼンであることは第3章の「償うためには」にて、母親がカゲロウであることは「イロハを救え」で明確にされている。

未来を救うために冒険者を導こうと奮闘するイロハだが、冒険者がヴァナ・ディールを救えば、未来のイロハが命がけで過去に遡る必要がなくなり、「未来から来たイロハ」は消える運命にある。ただし、元よりイロハはそれは覚悟していたようで、エンディングでは将来生まれるはずの自分と冒険者の再会を楽しみにしていると告げ、フェニックスの力を預けて消えて行くことになる。

…もっとも、カーバンクルはまだ付き合ってもいない両親たちの前でイロハのことをネタバレをしており、下手をするとイロハが生まれる未来が変わりかねないところだったが、エンディングでは赤ん坊を抱くテンゼンとカゲロウの絵が出てくることから、その危機は無事回避されたらしい。

幼少の頃に冒険者にその黒髪を褒められており、冒険者とは長い付き合いであることが示唆されていたが、実際にエンディングでは以下のような台詞がある。

この「14年ありがとうございました」という台詞の裏には、スクエニのプレイヤーに対する感謝の気持ちも込められているのだろう。

第24回もぎたて ヴァナ・ディールではイロハの年齢に言及されている。冒険者に会った時の年齢に14を足した歳ではあるが、＋αの年齢について齋藤富胤氏は4歳から何歳というところは冒険者に任せる、とのことで、18歳以上ではあるが正確な年齢はあえてぼかされている。

【Iroha】【ヴァナ・ディールの星唄】