Louverance/ネタバレ

記事名読み
るーう゛らんす/Louverance/ネタバレ
プロマシアミッション決別の前ギルド桟橋編でストーリーに違和感を感じたプレイヤーは多いだろうが、ルーヴランスと名乗る人物は二人いる。

本物
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本物(青)はルーヴランスの家柄「ミスタル家」。セルビナ育ちで、かつては王立騎士団にも所属していたようだ。格調高い紳士的な性格だが、いざという時に直情的になりやすいのが欠点。武勇を打ちたてミスタル家の汚名を返上し爵位を取り戻そうと各地を奔走する。プロマシアミッションのエピローグでは、既に終わっている(と知らずに)戦いに対しての意気込みを見せている
注釈1
このあきらかな道化師ぶりは初期ドラゴンミッションで彼の活躍を知る人へのサービスであろう。複数のゲーム誌の紹介で、本物が「優しく紳士的」、偽者が「強引で傲慢」、といったニュアンスで紹介されていることから、エピローグで急遽扱いが豹変した感もある。初期ルーヴランスを知らない人は、断片的に知ることができる本物との落差に戸惑うかもしれない。


こちらはクエスト冒険者の日記1」「ウルガラン越え」に関わり、プロマシアミッションでは「ルーヴランスという者」「迎え火」など一部に登場する。

ちなみにフランマージュ・M・ミスタルは本物(青)の祖父。父はレゼルビュー・M・ミスタル、母はレフィーヌ。ミスタル家はレゼルビューの代に伯爵位を剥奪されたため、正確には本物(青)のフルネームは「M」が取れて「ルーヴランス・ミスタル」である。
注釈2
ミスタル家の凋落については、サンドリアクエスト貴き血流れて」で語られる。

偽物(冒険者と行動を共にした方)
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もう1人は同じ装備、同じ顔でも赤マスクの男。実質プロマシアミッションに深く係わるのはこちらの偽者(赤)の方である。偽者(赤)はプロマシアミッション冒険者と様々な地へと赴き、旅を共にする。

偽者(赤)は「レヴメル家」の出身、その正体はアタルフォーネ盗賊団の首魁「アタルフォーネ」である。常に冷静で思慮深く大局を見て行動できるタイプだが、その胸には大いなる野心が渦巻いている。プロマシアミッション中でも何かを策略しているような場面が所々で見られる。また、芝居もそれなりに巧いようだ。

Atarefaunet/ネタバレ】項も参照のこと。
二人の関係
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この本物と偽者は全くの別人ではあるが、家系の歴史的因縁は深い。
彼ら二人より以前の「ミスタル家」と「レヴメル家」の両家当主は当時不仲であり、30年前の調査団に参加したフランマージュ・M・ミスタルボストーニュ監獄で謎の死を遂げた事についての意見で対立し、決闘をする事となった。


だが、決闘はサンドリアにおいて硬く禁じられた行為であり、事が王家に発覚したことにより両家は爵位を失う事となる。
両者共、自らの名を歴史に残し、家名を取り戻そうとしているところは共通である。性格の違いから、やり方には相当な差が出ているようであるが……。


この本物と偽物は、プロマシアミッションのエピローグ「悠久の名を求め」にて、かつて両家が爵位を失う原因となった決闘を再び繰り返すこととなる。
もっとも、これはアタルフォーネが仕掛けた策略・演技である。アタルフォーネはわざと敗北し死んだように見せかけ、アタルフォーネ盗賊団のメンバーとともに再出発を果たした。


関連項目
Francmage】【Atarefaunet
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