ディープブリージング

2006/7/25に追加された竜騎士のメリポアビリティの１つ。

使用後、次に飛竜が使うブレスの効果が大幅に上昇する。効果時間は3分。
WS使用時に飛竜が使用する攻撃系ブレス、特定の条件下での魔法使用時に飛竜が使用するヒールブレス、スマイトブレスによって飛竜が使用する攻撃系ブレス、レストアブレスによって飛竜が使用するヒールブレスを問わず効果は発揮される。

具体的には、攻撃系ブレスであれば与ダメージの増加およびレジストされにくくなる効果、ヒールブレスであれば回復量の増加になる。
一律何％で増加するわけではなく、基準となるダメージや回復量次第で、増加する量にかなりの差がある（約40%から100%近くまで）。
キュアブレスには特に変化が起こらない。
ブレス効果アップの装備品と併用すれば、より大きな効果がある。

ヒールブレスの回復量の例（レベル99の竜騎士の場合。いずれも飛竜のTPは0）
通常のヒールブレスIV：回復量365
ディープブリージング使用時、回復量653

ステータスがアップ(HP+250)した状態のヒールブレスIV：回復量456
ディープブリージング使用時、回復量830

ステータスがアップ(HP+250)した状態で、竜騎士本体がＷＭアーメット+2、ランサートルク、ＤＣブレー+1、ＷＭグリーヴ+2、グラスブローベルトを装備した状態でのヒールブレスIV：回復量1005
ディープブリージング使用時、回復量1451

攻撃系ブレスのダメージ増加については、もともとの威力がたいしたことがないためあまり目立たないが、レベル99の竜騎士だと、飛竜のHPを増加させたうえでブレス効果アップの装備を揃えると、レジストされなければ300～700ほどのダメージを見込める。
アドゥリンの魔境で登場したモンスターには、特定の属性によるダメージが増加するものがいるが、例えばディープブリージングを使用したフレイムブレスをアンブリル族に放てば、4ケタに届くダメージを叩きだすことがあり、決してあなどれない威力になる。

2012年5月16日のバージョンアップまでは効果が固定で、再使用時間が15分、能力値1で使用間隔を2分30秒短縮するという効果だった。元々ソロ・PT関わらず有用なアビリティだが、メリポ1段階では再使用時間が15分だったため、実際には、精霊の印や女神の印と同様に切り札としてしか使えず、修得するならできれば5分毎に使用可能となる5段階目まで上げたいところではあるが、そうなるとアンゴンやエンパシーの修得に影響が出る、という悩ましいアビリティだった。テコ入れによって1段階目でもこまめに使えるようになり、この悩みは緩和されている。

なお、内部的には飛竜自身の魔法攻撃力アップの効果らしく、ディープブリージング発動から3分間ブレスを吐かずにいると「Mikanは、魔法攻撃力アップの効果がきれた。」のように表示される。

名前の意味は「深く呼吸すること」。大きく息を吸い込んでブレスを吐き出す、ということなのだろう。

【アンゴン】【エンパシー】【ストレイフ】【ＷＭアーメット+2】