日本の甲冑で大腿部と膝を防護するためのものである。当初前掛け状で、腿の前面を覆うような形をしていたが、脚捌きに追随するよう様々な形式が生まれた。
FFXIで主流となっているのは丈の短い袴に小札を綴じつけた小袴仕立
佩楯のようである。本来はオーバーパンツのような
防具であるが、
ミスラが着用すると文字通りの半
ズボン(生足)になってしまう。
武人埴輪にもこれと同じような
防具をしたものがあるため、相当古くから使われていると考えられているが、騎射戦主体の平安時代の大鎧では騎乗すると草摺で腿が隠れるため用いられていなかった。