八丁念仏団子刺し

両手刀の一つ。2008年6月10日のバージョンアップで追加された。
グラフィックは白刀と同じ。

花鳥風月NMの「Anantaboga」が稀にドロップする。

この装備レベル帯の武器にしては、D値が低く若干命中が上昇するのみで地味な性能のように思えるが、本装備最大の特長は隔が極めて短い点にある。隔378は実用的な両手刀の中でも最短を誇る。D/隔は全ての両手刀の中でも高い部類に含まれる。

しかしほとんどの侍は、得TP効率がよくD値の高い長隔の両手刀を重視する傾向にあり、さらに侍はWSの比重が大きいため、他ジョブと比較して相対的に短隔のメリットが薄く、本装備にその価値を見出すのは難しい。
とはいえ、ヘイスト装備MAX+八双+ヘイストで1分間に最大19回（ダブルアタック・残心は含めず）もの攻撃が出来るため、1分間に得られるTP量も他の両手刀と全く遜色が無い。与TPが問題点になるかも知れないが、使い方次第では装備レベル帯最高の両手刀の一つかも知れない。

戦国時代の鉄砲隊で知られる雑賀衆の雑賀(鈴木)孫一の佩刀。
「八丁念仏」とは斬られた相手が念仏を唱えながら(お坊さんを辻斬りしたとも伝えられている)八丁(約900m)進んだところで脳天から真っ二つになって絶命したという逸話から。
「団子刺し」とは斬った孫一本人が相手が絶命しないことを訝り、刀を杖に突き突き相手を追って行ったところ、気がついたら道ばたの石ころが刀に貫かれて繋がり、さながら団子のようだったという逸話から名付けられたという。
数ある日本刀の内でもかなり荒唐無稽な逸話を持つ一振りである。
なお、現物は関東大震災の折に消失したらしい。

【花鳥風月】