火車の灰

記事名読み
かしゃのはい/Stygian Ash
消費型の投擲武器の一つ。2008年6月10日のバージョンアップで追加された。
Rare
21 168
Lv71~ All Jobs

Ex属性は付いていないが競売所に出品&宅配はできない。

ピクシー族ドロップする。また、モンスター飼育リンクスから採取できることがある。
グロウベルグ〔S〕(F-5~F-6)の幽境の沢に生息するピクシー族「Sidhe」は約5%と低確率ならが生息数が多く、他の過去エリアは生息数は1エリアに1~2匹ながら約15~20%の確率でドロップする。
ただし、グロウベルグ〔S〕獣人支配だとSidheのリポップは1時間になる
注釈1
海外サイト「FFXIclopedia」より。
ようだ。
アビセア醴泉島の個体はドロップしない。

HNMDark Ixion」と戦うために必要で、この武器を当てることで戦闘になる(ミスしたり通常の釣り方では逃げられてしまう)。消費型なのでエンドレスショット併用で狩人投げることが多い。

また、蝕世のエンブリオプライムウェポンの復活」で1個要求される。

/checkparamで確認する限り、火車の灰飛命を大切にブーストする性能はない。ただし、隠し性能として条件付きの飛命+がある可能性も否定できない
注釈2
例えば対エレメンタル:飛命や、それこそ対Dark Ixion:飛命+のような性能。詳細は要検証

入手をめぐる軋轢
PCに対してケアルレイズを行ってくれるピクシー族は、狩猟せずに放置すると有益な存在である。そのため、イクシオン実装以前よりピクシーを倒すPCやその行為に嫌悪感を覚えるPCは少なからず存在していた。加えて特に有益なドロップ品も無かったため、ピクシーは保護(放置)するべしという風潮は自然と広まっていた。
しかし、火車の灰ドロップするようになってからは、当然であるが狩られるようになっていった。

火車の灰のためにピクシーを狩る事は、一種のトリガーアイテム取りであることから見ても、なんら規約に反する行為ではない。

しかし問題となるのは、公式チームや情報雑誌で明らかにされた「ピクシーを倒したり妖蟲のフラスコを開放すると個体数・出現エリアが変動する特殊なシステム」である。

このことからピクシーからの支援を望むPCイクシオン討伐に挑むPCとの確執が生まれ、ピクシー狩り容認派と否認派による熾烈な争いが繰り広げられた。

まとめれば、ピクシー狩りをめぐる軋轢は以下の問いに集約している。
火車の灰を目的に狩りを行うことで、ピクシーを解放した善意の者が労力を負い、その資源を解放者とは無関係な狩猟者が消費しているのではないだろうか?
というものである。

またこの軋轢は、スクウェア・エニックス開発部が「強欲なプレイヤーによりピクシーは絶滅しました」という歴史通りの結果になるのか、それとも保護の風潮が広まり現代にピクシーが満ち溢れるかを、高みから見物して楽しんでいるのではないかという憶測さえも生み出した。
しかしながら、ピクシーの数が極限まで減ろうが、現代に出現するまで数が増えようが、サーバーメンテナンスで全てリセットされることが判明した結果、事態は沈静化。
イクシオン実装から月日を経た現在、火車の灰は必要とするPCにある程度行き渡ったのかピクシー狩りも減り、またピクシーを狩りたくなければリンクスを育てるという選択肢もある今ではこの問題が表面化することはなくなっている。
出典
イクシオンはギリシャ神話に登場する人物で主神ゼウスの妻、ヘラを誘惑しようとしたため、神罰を与えられ火の車に縛り付けられて永遠に回り続けるという罰を与えられている。
火車の灰をぶつけると襲い掛かってくるのはこの伝承に由来しているのだろう。ただし、英名のStygianはギリシャ神話版三途の川ステュクス(Styx)の形容詞であり、上記の罰のニュアンスは失われている。イクシオンが磔にされた火の車輪をあらわす固有名詞がないために、Dark Ixionとの関連をあからさまにしないネーミングとしては、このような翻訳をせざるを得なかったのかもしれない。
関連項目
Dark Ixion】【ピクシー】【プライムウェポンの復活

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