「n
分率」のこと。基準とする量をnとし、それに対する割合で表わす。
一般的には百
分率(100を基準とする。百
分率を表わす
単位は%)が用いられる。
しかし、金などでは24
分率が使われている。18金は(18/24)で金75%、他25%であることを示している。
このように扱うものによって百
分率以外が使われていることがある。
二進法が基本のコンピュータの演算においては百
分率はやや都合が悪い。
100を基準にすると100で割り算するか、小数で計算する必要があるためであり、計算量が増えるためである。
そこでコンピュータの演算と
人間の感覚にある程度の近似性を持たせた二進数を基準にした
分率が用いられている場合がある。
実際に何
分率が何に用いられているかは判明していないが、
検証情報では
攻撃力/
防御力や
ダメージカット計算においては256を基数とした、x/256の形で表記される
256分率で保持されていると推測されている。
また
ヘイストや
スロウ等の計算では、
256分率ではなく1024
分率であると推測されている
。
例えば、
ミスラ風山の幸串焼の
攻撃力アップ効果は22%といわれているが、実際には56/256≒21.875%となる。
また、
ジェリーリングの
被物理ダメージ-5%は12/256で、実際の
ダメージ減少効果は4.6785%であることが
検証により明らかになっている。
最大で0.3%程度の誤差に留まるため、ほとんどの場合においてこの誤差は無視できる程度だが、累積すると「思ったよりやや少ない」といった場合もあり得るので注意。
たとえば
夜間に
玄武盾(
被物理ダメージ-10%)+
ジェリーリング+(同-5%)+
チェビオットケープ(同-5%、
夜間2倍)を
装備していた場合、単純計算では25%
カットだが、実際は(25+12+12*2)/256≒23.8%
カットとなる。
同様に
真伊賀頭巾(6%)+
真伊賀袴(7%)+
真伊賀脚絆(4%)+
黄昏の帯(7%)+
ターセルネックレス(1%)で表示上計25%となるが、実際は(61+71+40+71+10)/1024≒24.7%
ヘイストとなり、
装備による
ヘイストキャップである25%には到達できない。
攻撃力、
防御力、
ダメージカット等が
256分率に該当する。
これは、
ダメージに関連し、
強化や
弱体によって時間経過での変化が起こりやすい、比較的計算量や計算回数が多くなるものに使われてるものと推測されている。
これとは異なり、
WSや
魔法ダメージの大部分の計算や潜在発動等は百
分率で計算されている。