MO

記事名読み
えむおー
  1. Multiplayer Online(多人数参加型オンライン-ゲーム)の略。

    ネットワークを使って多人数が同時に参加できるゲームの総称だが、現在は一定規模のインスタンス空間を占有してプレイするタイプのオンラインゲームという意味で使用される用法が定着している。主にMMOゲームとの対比で使用される。

    一般的には、ゲームログイン後にサーバーリスト(ロビーなどの形態を採るゲームもある)から、プレイするサーバーを選択し、集まったメンバーでゲームを進行する。プレイ人数は、4人程度から256人程度までとゲームによって様々。
    MMOタイプのゲームのジャンルが主にRPGに限定される事に対して、MOタイプのゲームには、FPSやRTSを筆頭にスポーツやレースなど、様々なジャンルのゲームが開発されている。
    世界初のMORPGであるDiabloの大ヒットをきっかけにジャンルが開拓され、世界的にはEAのBatttleFieldシリーズが全世界で数百万人規模のプレイヤー数を誇るなど、オンラインゲームの世界では主流をなしている。コンシューマ機では、「ファンタシースターオンライン」の成功をはじめ、最近ではカプコンのモンスターハンターフロンティアがWindowsでリリースされるなど新作の開発も活発である。
    近年ではMMOであってもMOタイプのコンテンツが用意されているのが主流であり
    注釈1
    インスタンス。勿論FFF11もこの部類である。
    、またオンラインプレイ環境の普及により、わざわざジャンルとしてMOの語を用いることは少なくなっている。

    料金体系としてはパッケージ料金の有無、プラットフォームのオンラインサービス利用料、アイテム課金等が様々に組み合わさり多種多様。

  2. 光磁気ディスク(Magneto Optical Disk)のこと。

    光磁気ディスクに使用されている記録層は、常温で非常に大きな保磁力を持っており、普通の磁石や磁気ヘッドでは磁性を変えることはできない。
    そのためデータを記録する際は、記録層をレーザー光により熱して記録層の磁気を消し、冷める瞬間に磁力を与えデータを書き込んでいる
    注釈2
    磁石はある温度(キュリー点)以上に加熱すると磁力を失ってしまう。

    また、データを読むときは磁化されたものに光を当てるとわずかにひねられて反射する
    注釈3
    極が違うとこのひねりは逆向きになるので区別する事ができる。
    注釈4
    磁場内の物質あるいは磁性体によって反射光の偏光面が回転することを磁気的カー効果という。
    事を利用して読んでいる。

    磁気で記録して光で読む、これが光磁気ディスクと言われる所以である。
    日本では特異的に普及率が高いとされていたが、それでも1990年代後半になるとCD-Rやフラッシュメモリ等に押される形で衰退、2000年代にはほぼ姿を消したとみられる。
    一方で某サバイバルホラーゲームのアイテムとして登場したため、「実物は見たことが無いが存在は知っている」という人も多いのではないか。
関連項目
MMO

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