黒鉄の旋風/ネタバレ

記事名読み
こくてつのせんぷう
水晶大戦中に現れ、ブンカール浦・柴笛之滝壷に消えたガルカ
黒鉄の旋風」として処分されたそれは、クララと共謀したアーリマンが化けたものであった。

黒鉄の旋風」の正体は、元第13部隊員ウォークラウド
暗黒騎士ザイドの過去の名前である。

Zeid : ……ああ。
私は、第13部隊の生き残りだ!

第13部隊
天晶暦857年、ボスディン氷河に向けて獣人討伐部隊が出発した。その中の第13部隊は全員がガルカ族で構成されており、かつてのザイドもその一員だった。しかし、ボスディン氷河にて部隊は獣人軍の奇襲に遭遇。ヒュームの司令部は奥地に先行していた第13部隊を半ば見捨てる形で退却した。捨て駒とされた第13部隊は、衆寡敵せず全滅。この事件はヒューム政権に揉み消され、一般に公表されることは無かった。

全滅したとされる部隊で唯一生き残ったザイドは、自らの額に第13部隊のマーク『黒鉄の旋風』を刻み、ヒュームへの復讐を誓った。

Zeid : 仲間を失ったあの日……
私は、第13部隊のマークを
この額に刻み、誓ったのだ。
Zeid : ヒュームの連中が、いくら
あの惨劇を揉み消そうとも、
決して忘れる者がいないことを
知らしめると……。

復讐者となったザイドは、事件隠蔽の関係者を次々と殺害。被害者の額に自身の額と同様のマーク『黒鉄の旋風』を刻み続けた。

その猟奇的な事件は、一部の若いガルカ達の共感を呼びカルト的人気となるが、ザイドにとってはガルカを軽んじるヒューム権力への挑戦などではなく、彼個人の復讐であった。

その後の彼とクララの関係等に関しては、【Zeid/ネタバレ】項を参照のこと。

関連項目
Zeid】【向かうべき道

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