よん?

記事名読み
よん
ミスラモンクの台詞もしくはミスラモンクそのもの。

ネタは、ジョークスレ(ネトゲ実況:【イカした】狩人ジョーク 2【ジョーク】)に掲載された、「ブロンドは馬鹿じゃない」ジョークのパロディ。
83 :既にその名前は使われています :04/03/10 17:35 D:42OxIXPn

ルルデ噴水前で開かれた「モンクは馬鹿じゃない」大会に、全国から4000人のモンクが集まった。

「今日、私たちは全世界に向けて『モンクは馬鹿じゃない』ことを証明するため、ここに集まりました。では、どなたか舞台に上がっていただけませんか?」。大会委員長のこの言葉に、群衆の中から一人のミスラモンクがおずおずと進みでて舞台に上がった。委員長がたずねる、「15+15 はいくつですか?」。ミスラモンクは、10 秒か 20 秒考えて言った。

「じゅうはち」

4000人のモンクたちは明らかにがっくり来たようすだったが、みんなで声援を送り始めた。
「もう一回 !!、もう一回 !!、もう一回 !! …」。この声援に応えて委員長がいった。「今日まで私たちは苦労に苦労を重ね、やっと4000人の皆さんをここにお迎えすることができました。世界中のヴァナディールトリビューンの記者たちが取材に来ています。そこで、彼らにもう一度チャンスを与えてもいいと思います」、そう言ってまた尋ねた。「5+5 はいくつですか?」。今度は 30 秒近くも考えてミスラモンクが答えた。

「きゅうじゅう」。

委員長は困ったような顔をしてうつむき大きくため息をついた。会場の意気も上がらない。 おまけにミスラモンクは泣き出してしまった。しかし、これを見た4000人のモンクたちは両手を大きく振りながら叫び始めた。「もう一回 !!、もう一回 !! …」。このまま進むと取り返しのつかないことになるのではと心配した委員長だったが、とうとう口を開いた。「OK! OK! それじゃあ、もう一度だけ…。2+2 は?」。ミスラモンクは目を閉じ、ゆうに 1 分は考えてこう言った。

よん?

スタジアムは大騒ぎになり、4000人のモンクたちは弾かれたように立ち上がり、みんなで両手を大きく振り始める。そして、足を踏みならしながら叫んだ。

「もう一回 !!、もう一回 !!、もう一回 !!、…」

ちなみにこれは元を辿ると「ブロンドジョーク」というジョークの1ジャンルからの出典になる。「馬鹿なブロンド
注釈1
ブロンドがすべて馬鹿であるというような差別意識の現れというものではなく、単に「馬鹿なキャラクター」の符丁として「ブロンド」という言葉が用いられているに過ぎない。
」をネタにしたもので、その馬鹿っぷりを笑うものなのだが…当の「ブロンド」には理解できないというちょっと知的なジョーク。
さらに深読みすれば、この「馬鹿じゃない」という意識だけで集い、発言が変わらない4000人のモンク(ブロンド)こそ、壇上のミスラよりもより馬鹿であるという、非常に含蓄に富んだ部分も内包している。

このジョークも真意は話題になった部分とは別の部分なのだが、「ブロンド」の多いネ実住民は天然ボケ成分満載な部分である「よん?」がいたく気に入ったらしい。

また、公式でも時々このネタを彷彿とさせる台詞が採用されている。
公式のよん?
アルタナの神兵』で追加されたエリアウィンダス水の区〔S〕には、ちょっと数字に弱いミスラがいる。
Tohs Jhannih : …いち、にい、さん……
 え? あれれ? おかしくない?
Tohs Jhannih : もっかい数えるから
 ちょっと待ってよ~。

ネタを知っているプレイヤーなら、「……よん?」という言葉が頭をよぎるだろう。
モーグリ公式イベントでこのネタを口に出している。
「工場長! Eのタマゴが足りないですクポ!」
「クポ! Eは、たくさん使うから、急げと言っておいたクポ! 足りないのはいくつクポ!」
「……よん?
「なら、さっさと作るクポ~!」

…どうやら、はせがわみやび氏もこのネタは好きなようである。
このイベントでの戦闘には「INTよん?でもわかるベヒバトル」という、このネタを意識したとしか思えない名前が付けられている。

2+2=4
イギリスの作家ジョージ・オーウェルが1949年に発表した小説『1984』には、「自由とは2足す2が4であると言える自由である。その自由が認められるならば、他の自由はすべて後からついてくる。」という一節がある。「2+2=5」は作中の思想統制を象徴するフレーズであり、ゲーム『メタルギアソリッドV』にもこれを意識したと思われるやり取りが出てくる。

関連項目
第2回ゆるゆるフェイスグランプリ】【ミスラ】【モンク

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