シルバー・ナイフ

1. 神聖アドゥリン都市同盟に存在する施設。本項で扱う。
   
2. アドゥリン諸島の中のエリアの一つ。エリア略称はSilverKnife。
   

神聖アドゥリン都市同盟に存在する会員制オークションハウス。


資格を持つ者だけが出入りできる一種のラウンジ。東アドゥリン(H-6)（Home Point #1のすぐ東）に建っている。

エステットコート一式を着たバウンサーらしきNPCに守られており、条件を満たしていないとバウンサーから「証なき者、踏み入る資格はない」という台詞と言われて中に入ることはできない。

蝕世のエンブリオを「誘惑のスコクル・ウンドルボルン」まで進めると、入り口のGlowing Hearthに話しかけることで中に入れるようになる。ミッションをクリアするとしばらく入れなくなるが、次節「プライムウェポンの復活」をクリアし、シルバー・ナイフ会員証を手に入れるといつでも入れるようになる。

セレニア図書館と同様、内部は非常に狭く、職員とオークションの参加者、記憶のウタイビト等の少数のNPCがいるだけのエリアになっている。

オシャシャによると、シルバー・ナイフはゴーニー家の管轄で、商務大臣のチェイロマチェイロが館長を務めている。ただ、扱われる品を手配しているのはクーリエ・ワークスで、責任者はクーリエ・マイスターのレジナルドとのこと。

• 東アドゥリン
  

非常に狭いエリアであり、地図は存在しない。

名前だけは早い段階から登場しており、2013年2月20日に公開された神聖アドゥリン都市同盟の読み物において、「主な史跡・建造物」の中で「シルバー・ナイフ（会員制オークションハウス）」として紹介されている。

アドゥリンの魔境がリリースされた2013.3.27時点でエリアデータの中には「シルバー・ナイフ」という名前はあったものの、中に入ることはできなかった。第62回もぎたて ヴァナ・ディールによると、この時点でエリアとして用意されており、活用が検討されていたが、結局使う機会がないまま優先順位の関係で未実装エリアとなってしまったらしい。

2015年3月26日放送の第17回もぎたて ヴァナ・ディールにおけるヴァナ・ディールの星唄に関する質問の中に、今まで行けなかった場所（バストゥーク鉱山区の立ち入り禁止区画や、バタリアの北部にある洞窟、東アドゥリンのシルバー・ナイフなど）に行けるかという質問があったが、その計画はないと松井聡彦Pが回答している。ただし、「星唄とはちょっとまた別の話になると思います。」とも答えており、あくまでヴァナ・ディールの星唄での計画がないというだけで、それ以外の解放の可能性がないと言ったわけではない。

2022年9月12日のバージョンアップでは蝕世のエンブリオ「誘惑のスコクル・ウンドルボルン」が実装され、遂に中に入れるようになった。

アドゥリンの魔境のリリース前に公開された読み物の英語版ではThe Silver Spoon（銀のさじ）となっている。

銀のスプーンは裕福さを象徴する言葉として使われることがあり、「銀のスプーンをくわえて生まれてきた」は裕福な家に生まれたという言い回しになる。つまり、この施設の名前は生まれながらに裕福な人々のためのもの、というニュアンスなのだろう。

しかし、アドゥリンで登場したセレニア図書館の書物を含め、ゲーム中では一貫してシルバー・ナイフの英名に"Silver Knife"があてられている。開発段階での表記揺れが残っているのかも知れない。

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