不滅隊の一員にして
アズーフ島監視哨の駐在員を務める
NPC。
少々精神的に病んでいるようで、その言動から危険な香りがプンプンする。
初めての補給相手に彼女を選び、
青魔法を極めた先や
移送の幻灯の使用に不安を抱いてしまった
冒険者も多いのではないだろうか。
その強烈な第一印象からか、彼女の虜になってしまった
プレイヤーも少なくないらしい。
開発チームがこれを耳にしたのかどうかは定かではないが、
アサルト「
青の治験」「
不滅隊・魔滅隊合同演習」へ次々出演を果たしたのもこの妙な人気とまったく無縁とは言い切れないだろう。
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アハハハハ……
聖皇の御ため……昼も夜も問わず……
「アズーフ島監視哨」を監視してる……
ナリーマ(Nareema)よ……
この地は……
皇国軍の作戦領域……立ち去る……
ことよ……さもないと……
消すわよ……
アハハハハ……
あたし、ナリーマ(Nareema)……
聖皇の御ため……昼も夜も問わず……
「アズーフ島監視哨」を監視してるの……
あら、貴方……
何か……こう……言いたそうな顔……してる……
そうよ、そうだわ……なんなの……?
/emotion Nareemaは頬を染めた!
そ、それは……
不滅隊への差し入れ……
貴方……なんなの……よ……。
ああ、不滅隊への差し入れ……
華美で……妖艶で……それでいて清楚な香り……
み、身も……心も……洗われる……流される……
とても……とても……
貴重な品よ……それを……
届けてくださるなんて……
あああ……なにか……貴方に……
そう……お礼をしなくては……
いったいなにが……
そうよ……そうだわ……よいこと……
そう、よいこと……教えてあげる……
貴方の後ろ……
青く……そう、青く光る……紋様が見えて?
「移送の幻灯(Runic Portal)」
というの……我が国の……皇国の……
そうよ、誇り……
偉大な……
錬金術師たちが……開発した……
人を……ばらばらにして……飛ばし……
また……つなげる……装置なの……
怖い……?
そうよね……あたしも怖い……どんな仕組みか……
よく分からないから………でも……世の中の……
装置なんて……ほとんど……そうじゃなくて?
これを使えば……
一瞬で……分解され……粒になって……
王都の……そう「六門院」に……飛ばされ……
また、ひとつに……えと、再構成されるの……
しかも……こちらから
……あちらへ行けば……あちらから……
こちらへも……来られるようになる……
怖いけど……分からないけど……便利よ……
あ、貴方が……
また……あ、あたしに……用があるなら……
使って………あの、あたし……つぶつぶな……
貴方でも……見つけるわ……ええ、きっと……
ウソ……ウソよ……
あたしには……分かる……分かっちゃうのよ……
でも……いいわ……消えて……さもないと……
ここに
用が……急ぐ用が……あるなら……
「移送の幻灯」で……来て……
でも、あたし……保証は……しない……
それ……山猫?
貴方……傭兵に、なったのね……でも、でも……
おねがい……貴方、変わらないで……だって……
争いは……変えてしまうから……なにもかも……
フフフフフ……
あたし……昔……冒険者だったの……
自由な……そう……自由な……
だから……貴方には……ね?
あ……アオ……
……まさか、青?
ああ、そんな……
不滅隊に……おねがい……
なのに……変わるなんて……
同じね……
なにもかも……貴方と……あたしと……
悲しい……哀しい……でも、愛しい……
……いいえ
……いけない……いけないわ……
あたしは……器……
青く……蒼く……汚れた器……
貴方に……
アレを、しなければ……ええ、アレ……
それが……さだめ……青の運命だから……
でも、きっと……もしかしたら……
さようなら……
ここで
ブレスのような
青魔法を
プレイヤーに向けて撃ってくる。
無事……ね?
よかった……でも……よくない……
貴方は……やはり……もう、青の魔物……
そう……同じ、あたしと……
緩慢に……確実に……不可逆に……進む……
だから、消えて……お願い……消えて……
ここで
だいじなもの土蛇の烙印をもらう。再度話しかけると
青……それは……
清浄にて……不浄なる……
青魔道士の……象徴……
貴方と、あたし……
同じ……血の色……心の色……
イヤ……イヤよ……
自由な……いえ……自由だったツバサ……
貴方には……もう……
あるわけ……ないから……だから……
消えて……お願い……