三月王国事件

記事名読み
みつきおうこくじけん/さんがつおうこくじけん
ランペール天晶暦815年にサンドリア再統一を果たしたその翌年の816年3月、東王派の残党が東サンドリア最後の王ギョホンベールの遺子ナフィベールをかつぎ出し、ノルバレンに独立国家樹立を宣言した出来事。残党はバストゥークの支援を受けていたと言われる。

ランペール王は治安問題のため、王都を離れることが出来ず、王立騎士団エルパラシオンと、神殿騎士団白魔道士ヴォルダインに、3000の手勢をつけて鎮圧を命じた。

両者は不仲で有名だったが、優秀なことで定評があり、実際見事な攻略作戦を展開してわずか3ヶ月で敵本城を落とし、ナフィベール王子ら一党を捕らえた
注釈1
三月王国事件の名はこの期間か、もしくは事件の起きた3月に由来するものと思われる。明智光秀の三日天下になぞらえたのかも知れない。
ヴォルダインはこの功績を評価されて伯爵の爵位を賜っている。

なお、エルパラシオンはその帰途で逐電し、この反乱の鎮圧が彼の最後の仕事となった。ヴォルダインは全力で捜索したものの彼を発見することはできず、死亡扱いで国葬に付されたが、その理由は歴史家の間でも謎とされている。
余談
この事件に限らないのだが、ゲーム的にはヴァナ・ディールの世界に存在する都市・集落(少なくとも人間が住んでいるもの)は数えるしか存在しないためこの事件の場合、一体ノルバレンの何処を本拠地に定めたのか全く分からなかったりする。ただしノルバレンを領地とするルーアン侯爵がいたり、ノルバレンを本拠地とするノルバレン騎士団が存在したりするため
注釈2
同じく何処を本拠地にしているか分からない騎士団としてはアラゴーニュ騎士団バタリア騎士団が存在する
冒険者が立ち入れない場所に何か建造物があるのかもしれない。

ゲーム上の制約のせいだと言ってしまえばそれまでだが。
関連項目
二王時代】【Erpalacion】【Volledyne

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