Darvylle/ネタバレ

記事名読み
だるう゛ぃーゆ・ねたばれ
はたしてダルヴィーユ神殿大騎士にして獣人血盟軍と通じている内通者であった。彼はデーモン族の伯爵ビフロンス(Count Bifrons)やオーク帝国軍小隊長ゾッグボッグ(Zogbog)らと通じ、前神殿騎士団ムシャンの暗殺やゾッグボッグをはじめとするオーク捕虜の脱走の手引きを行っていた。

彼は東王派
注釈1
二王時代」と呼ばれるサンドリアが二つに分裂した覇権争いで敗北した東サンドリアの生き残りあるいは末裔。龍王ランペール(Ranperre R D'Oraguille)による王国再統一後もしばしば蜂起し王国の治安を乱した。
の一人であり、現政権の転覆を計り獣人と手を結んだと語られる。明言こそしていないが、オークのドッグヴデッグ(Kingslayer Doggvdegg)による前国王グランテュール(Grantieul R d'Oraguille)暗殺にも関与していたことを匂わせている。

彼の度重なる不審な行動を怪しんだ従騎士アルテニア(Altennia)をオークに襲わせて捕縛することに成功したダルヴィーユは、この機に乗じオークたちに命じて口封じを計るが、彼が身につけていた金の羽根に仕込まれていたリンクパールによりこの企ては少年騎士団の知るところとなる。アルテニアを手にかけようとしたまさにその時、駆けつけたエグセニミル(Excenmille)の奇襲を受け、悲鳴一声、小川に突き落とされてしまう。

ゾッグボッグの用意した刺客ブッチズボッチ(Cobraclaw Buchzvotch)は冒険者に退けられ、形勢不利と見たゾッグボッグたちはダルヴィーユを置き去りにして撤退。彼は最後まで川の中で気を失ったまま、到着したアルフォニミル(Alphonimile)率いる赤鹿騎士隊により捕縛される。まさしく獅子身中の虫たる大騎士ダルヴィーユ。王国に多大な災厄を与えたその復讐劇は呆気ない幕切れを迎えることとなった。
関連項目
Darvylle

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