クーフリン(ク・ホリンとも)とは、ケルト神話に登場する
ゲイボルグの使い手として有名な半神半人の英雄。父は太陽神ルー、母はコノア王の妹デヒテラ。幼名はセタンタ。クーフーリンとは、フーリンの犬の意味で、そう呼ばれるようになったのは、素手でフリンの番犬を殺してしまい、その償いのために番犬の仕事をやる事になったため。
美しい容貌であったが、いざ戦いとなると、髪の毛は逆立ち、その毛先からは血がしたたり、ふくらはぎは裏返り、口は
人間の頭が飲み込めるほど大きくなったという。
なお、古めの書籍、文献では、クーフリンと表記される事が多いが、近年では、クーフーリンの方がより正確な表記とされる。クーフーリンベルトでも字数制限は
クリアしているが、意図的に
短縮表記したと言うよりも、参考文献によるものだろう。
また、
ファイナルファンタジー12や
ファイナルファンタジータクティクスに登場していた不浄王キュクレインは、Cuchulainを別読みしたものである。