ファイナルファンタジータクティクス

記事名読み
ふぁいなるふぁんたじーたくてぃくす/Final Fantasy Tactics
「もう一つのファイナルファンタジー」と銘打たれたファイナルファンタジーシリーズの外伝的な作品の一つ。
シミュレーションRPGであり、高低差や距離などの概念が存在している三次元の箱庭空間で繰り広げられる戦闘が他のファイナルファンタジーシリーズと大きく異なっている。
更に、従来からのFFのシステムであるアクティブタイムバトルに近いものがあり、キャラクターごとに時間の概念が存在する。それを考慮した戦略が従来よりも重要なものとなっている点が、本作の醍醐味でもある。また、ジョブチェンジアビリティシステムなどが採用されたキャラクターメイキングの側面は従来からのFFファンも取っ付きやすいシステムとなっている。
国家を二分する獅子戦争と言うバックボーンに民族紛争や家督についての骨肉の争い、宗教問題などが緻密な人物描写を通して描かれる。その旧来のFFとは一線を画すイヴァリースの濃密な世界観により、この作品は新たなファンを掴んだようだ。
後年、PSPによってリメイク作品『FINAL FANTASY TACTICS 獅子戦争』が発売されるが、その際に追加されたジョブ暗黒騎士FF11ベースとなっており、ブラッドウェポンウェポンバッシュを使う。
また、デュランダルヴァルハラバルムンクなどのアイテムFF11からのものが見られる。オリジナルと比較すると、FF11発売前後で与えた影響はなかなか大きいと思われる(リメイク版で流入が最も多いシリーズはFF12からだが、それはある意味当然かもしれない)。

メインジョブがあり、そこの他のジョブで覚えたアビリティをセットすると言うシステムがFF11サポートジョブシステムと似ているところがあり
注釈1
メインジョブのレベルに制限されない分より顕著に「サポートアビリティメインジョブを食ってしまう」ケースも見受けられたが。
、また修得するアビリティ等もFF11を髣髴させるものが結構ある。FFTジョブFF11への導入率が比較的高いので(FF5もだが)新ジョブの話題になると参考にされる事があるが、既に導入しやすいジョブは導入されてしまった感がある
注釈2
詳しくは非・未実装ジョブ参照。残ったジョブはゲームバランス的に導入しにくいものか、すでにジョブ的にかぶってしまっているものが残っている。


より詳しい情報は公式サイトや外部のwikiなどを参照していただきたい。

関連項目
ファイナルファンタジー】【松野泰己

外部リンク

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