/itemsearch

記事名読み
あいてむさーち
テキストコマンドの1つ。2014年9月9日のバージョンアップで追加された。
/itemsearch アイテム名称
→指定のアイテムを全ストレージから検索する。
見つかった場合は該当ストレージ名を列挙する。

「指定のアイテムがどのストレージにあるかを調べるコマンド」で、アイテム名称を指定して実行するとそのアイテムが格納されている全てのストレージがログに出力される。
この際、アイテム名称が一文字でも間違っていたり、ローマ字や記号の場合は大文字小文字が違っていると見つからない
注釈1
定型文辞書の仕組みを利用して軽量化することで不都合が起きないようにしているため、完全一致以外の検索への対応は難しいとのこと。
参考:スレッド:[dev1286]利便性の向上について(2017/04/21 公式フォーラム


また、預けているアイテムポストに留まっているアイテム倉庫にあるアイテムサーチの対象外のため、このコマンドでヒットしないことが必ずしもそのアイテムを所持していないことを意味するわけではないことにも注意が必要である。

この機能はクライアントにかなり負担を強いるため、次のような副作用が出る

つまり、このコマンドは頻繁に使うような代物ではなく、基本的にこのコマンドに頼らないよう、アイテムをどこに保管するか決めて運用をすることが望ましいことになる。このコマンドが威力を発揮するのは、それでもなおアイテムをどこにしまったのか分からなくなった時だろう。

なお、この負荷によってどれだけクライアントが重くなるかはクライアントの性能に依存する。そこそこの性能を持っているPCであれば即座に応答してほとんどストレスを感じないが、PS2クラスでは無視できないほどの影響が生じる。
経緯
サービス開始以降、プレイヤーの使えるストレージの容量は徐々に大きくなり、その都度より多くのアイテムが保管できるようになっていった。しかし、その一方でアイテムを探すための手間も確実に増大していた。特にアイテム倉庫に送ったかどうかを判断する(メインキャラストレージには「ない」という判断を下す)ための手間の増大は顕著だった。

そのため、公式フォーラムではアイテムがどこにあるか探すコマンドの要望が出ており、それに応える形で実装されることとなった。

ただし、(便利なコマンドではあるものの)気軽に使うには重すぎるコマンドのため、コマンドの軽量化は実装後も検討されており、2014年10月7日のバージョンアップではクライアントの処理負荷を軽減するため調整が行われている。
関連項目
テキストコマンド】【ストレージ

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