Novalmauge/ネタバレ

出会う場所が場所なだけに、あまり知名度の高くないNPCである。ノヴァルモージュが関るクエストは幾つか存在するが、いずれも避けては通れないという内容ではないし、ミッション等に絡んでくることもない。

彼が身体に異常を持つに至った経緯には、実はシャドウが関係している。
シャドウは自分達の仲間を増やすため、時折エルヴァーンの子供をさらうことがある。そして強制的に戦闘訓練をさせながら、闇の血を流し込んで徐々に自らと同じシャドウにしてしまう。
ノヴァルモージュもこの被害者の一人である。彼自身はシャドウの元から逃げ出すことが出来たものの、身体は半ばシャドウと化してしまった。そして彼の仲間だった者達は捕らえられたまま、シャドウとして闇を徘徊することになってしまったのである。なお、シャドウ化するとそれまでの意識を失ってしまうらしい。
自分だけが逃げ出してしまったことに、ノヴァルモージュは罪の意識を抱いている。そして、せめて仲間を闇から解放するべく、夜になると大鎌を手にシャドウを葬りに赴いているのである。

この事実は両手鎌のEVWS修得クエストである「囚われの魂たち」で明らかになるのだが、オファーの条件故に実際に知ることの出来るプレイヤーはごく一部であると思われる。
また、愛用の大鎌はブルゲール商会に研ぎを依頼しているようで、クエスト終盤ではブルゲール自ら出向いて来たところに立ち会える。

モンスターの中でも屈指の強敵であるシャドウを夜な夜な狩り続けている辺り、彼の実力は相当なものなのかも知れない。

クエスト「地下牢番人の噂」において、ノヴァルモージュはサンドリア人について次のように評している。

ここから、彼の物の見方や置かれた社会的な立場が窺い知れるようである。

【Novalmauge】【シャドウ】【地下牢番人の噂】【囚われの魂たち】