ソロモン72柱の1柱で、30の軍団を指揮する地獄の
大公爵である
。
牡狼、牝狼、牡牛の姿で描写されるが、一般的には尾が蛇で
グリフィンの翼を持ち、口から炎を吐く狼の姿というのが最も有名である。翼の中に「炎の
氷柱」という
武器がある。
術者に
召喚されるときは必要に応じて、太陽のように輝く冠を頭に乗せ、黒い顎鬚を生やした男性(貴公子)の姿をとる。なお、この姿でも口から炎を吐く。
有能な軍指揮官であり、どのような不利な戦況からでも勝利できるという。強力な
戦士であり、全ての疑問へ答える能力をもつ。
元の階級は権天使であった。が、1200年後に天国へ戻るという約束に騙されて悪魔になったため、嘘を極端に嫌う。もし
召喚者などが彼に嘘を吐くと、マルコシアスは容赦なくその人を殺す。悪魔にしては珍しく、曲がったことが嫌いな正々堂々とした性格である。
また、元々はゴモリー
の乗り物だったらしく、今でも彼女を主人としている。
(参照:
Wikipedia-マルコシアス)