Raibaht/ネタバレ/FF11用語辞典

現在ではバストゥークの大工房にてシド(Cid)の助手を務めているライバート(Raibaht)だが、以前は工房の鉱山開発局に勤めていた。そこで同時期に採用されたメンバーとして、あるヒューム男性と出会うこととなる。それがシリウス(Sirius)、バストゥーク港の酒場「蒸気の羊亭」にいるヒルダ(Hilda)の夫である。

ヒュームのシリウスとガルカのライバートはお世辞にも仲が良いとは言えなかった。しかしシリウスが新しい技術を開発するたびに自慢しに来ることは、ライバートにとってはとても嬉しく感じられた。なぜなら、当時ヒュームたちは、ガルカが技術開発に携わるなど想像すらしなかったからだ。

Raibaht : あいつだけでした。
体ばかり大きいガルカの技術者に
敵対心を燃やすほど認めてくれたのは。

あるとき、シリウスは鉱山開発の一線から退き、酒場「蒸気の羊亭」を開く。ライバート(Raibaht)はさみしく思いつつも、店を見て「あいつらしいな」と思っていたのだが…。

20年前のパルブロ鉱山開拓の際、シリウスは鉱山開発から手を引いていたにも関わらず、陣頭指揮をとることなる。それから5年後、そこで不幸な事件が重なり、シリウスは命を落としてしまうのだった。

Raibaht : あいつから工房長の話は聞いていました。
その工房長の作った火薬で命を落としたと知り、
そのような人間がのうのうと今の立場にあることに憤りを感じ、工房長に近づきました。

ライバートはシドという男を見極める為に、シドの助手となった。シドを知ることは難しく、彼を見極めることはまだ出来ていないが、なぜシリウスがシドを慕ったのかはよく分かったらしい。

Raibaht : 幸い私たちガルカに与えられた時は長い。
シドという天才を理解し、そしてその技術を後世に伝えるために、私は働くつもりです。
それが、私なりの、あいつに対する供養です。

クエスト「常連客」実装から長らくの間ヒルダの夫は名称不明であったが、アドゥリンクエスト「ベジタブルカリカリセンセーション」でミドラスの実父オールミッド(Almid)とともにシリウスが登場し、名前が判明する。

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