ワールド統合

記事名読み
わーるどとうごう
複数のワールドを1つに統合すること。

統合とは言いつつも、実質的にはあるワールドキャラクター全員が特定のワールドに強制移転させられる、と言った方が実態に近い。以下、「統合先」は統合後に残るワールドの方を指し、「統合元」は統合後に消滅するワールドのことを指すものとする。

特定のワールドの人口が減少し、ワールド間の人口バランスが崩れるなどしたときにバランス調整のために行われる。逆に人口が増えすぎた場合は、新規にワールドが作られてワールド移転希望者が募られるという対策がとられる。

しかし、プレイヤーの間ではこのアンバランスが小さいことを指摘し、コスト削減のためではないかと疑う向きもある。

統合時のルール
統合先のキャラクターについては特に注意すべき点などはないが、統合元のキャラクターには基本的にワールド移転時と同じルールが適用される。
「持っていけるもの・持っていけないもの 」などは【ワールド移転】項を参照されたい。

また、統合前には一定期間新規キャラクターの作成が制限される。
統合の利点と問題点
利点
FFXIのコンテンツの中にはプレイヤーが一定数いることが前提のものがある。例えばコンクェストビシージカンパニエなどはプレイヤーの人口が少ないと獣人との戦いで不利になる。

ワールドの人口のある程度の水準に保つことで、これらのバランス調整などがしやすくなることが期待できる。
改名問題
1つのワールドに同名のキャラクターの存在は許されない。
そのため、統合先に同名のキャラクターが存在した場合、それが作ったばかりのキャラクターだろうと、もう課金が行われていないキャラクターだろうと、統合元のキャラクターが改名を余儀なくされてしまう。

そのため、統合は統合元のキャラクターにとって著しく不利なバランスになっている。

また、移転先に同名のキャラクターを作成してキャラの改名を余儀なくさせるという悪意をもった行為を抑制するため、統合前の一定期間は新キャラクターの作成が制限されることがある。

3ヶ月以上課金を停止しており、いつ削除されてもおかしくない非アクティブキャラクターであっても統合先の命名権が優先される上に、プレイヤーがあえて削除しない限りキャラクターデータが削除されることは滅多にない。改名後に新ワールドで元の名前をサーチしてもいつもログインしていないということも多く、改名を余儀なくされたプレイヤーの不満をさらにかき立てている
注釈1
これはワールド統合だけでなく、ワールド移転も含めた問題だが、2013年10月現在でも対処が行われる様子はない。

LS問題
移転時にはLSが破壊されてしまうため、一旦LSバラバラになってしまう。
再度リンクパールを配ろうにも、改名問題と相まって難しいことがある。

なお、心機一転でLSを立ち上げようと考える人が殺到して未開封リンクシェルが品切れになるという事態もあるため、LSオーナーになることを検討しているなら予め未開封リンクシェルを買っておくと良い。
人口過密
いくら人が減っているとはいえ、2つのワールドを統合すると人口が急激に増え、NMの取り合いなど、競合が激しくなる。もっとも、人集めが容易になって多人数のツアーが催行しやすくなるなどのメリットもある。
関連項目
ワールド】【ワールド移転

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