アキレウスはギリシャ神話に登場する英雄。足が速いことで知られており、「駿足のアキレウス」と呼ばれることも。主にトロイの戦争で活躍した。
武器の
隔が短いのはこのあたりに由来しているのかも知れない。
母である
女神テティスは、アキレウスが生まれると踵をつかんでステュクスの水に浸けた。このためアキレウスの全身は
武器を受け付けない不死身の身体になったが、踵は水に浸からなかったため
弱点となった。トロイアの戦争の終盤に、アキレウスはこの
弱点を射られて
戦死してしまう。
このことから、踵にある腱はアキレス腱と呼ばれ、転じて
弱点の意味でも用いられる。