半減期

記事名読み
はんげんき
または半減域。
主に検証関連で使われる用語である。

彼我のステータス差がアビリティ魔法の効果に影響する場合、半減値を越える領域において、超過分ステータスの影響力が半分(または半分以下)に減少する区間のことを指す。

またこれに準じて、ある閾値でステータス差があたえる影響が変化する場合に、半減以下の変化率であってもこの語を使うことがある。例えばケアルの場合、MNDの影響を受ける回復量は、回復量30からの影響力が著しく下がり半分以下になってしまうが、慣例として同語が用いられる。

語義関連
本来の語義から考えると、「期」は時間的な領域を指す言葉であるため、ステータス差の領域を指す用語としては誤用である。しかし他に適切な言葉がないため、字の本来の用法を無視して、当座の用のために異なる語の表記に転用している。「(当座の)字を当てる」通称「当て字」という日本語の表現に由来した概念に基づいている。

以下、本来の語義としての用法

物理学用語
放射性物質の塊の半分が自然に崩壊を起こして性質が変わる時間。
原子ごとに異なる。「放射年代測定」など、岩石や化石の時代を調べる技術の核となる理論でもある。

・薬学用語
摂取した薬品の血中濃度が最大になってから濃度が半減するまでの時間。
多くの薬品は血中濃度が半分のところで効果が切れるため薬師にとって参考になる。

認知度
ステータスブーストすることで半減期に入ったとしても、少なからず底上げは図られているわけで、この値を意識せずに魔法を使用しているプレイヤーも多く、特に問題はない。最大ダメージ・正確な計算式 を追及・検証する少数派のプレイヤー向けの専門用語となっている。
検証上避けては通れない部分であるため「精霊魔法術者と対象のINT差によるダメージへの影響力が減少する領域」と毎回言い直すよりも、名を与えたほうが表現しやすい。

本来の用法・語義とは異なるため、言葉だけで判断すると誤解を生じる可能性もある。

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