イベントチームの元開発
スタッフ。
スタッフロールでは“タウン
マップ、エコノミック、
トレードスキルデザイン”担当となっている。
初代ディレクターである
石井浩一氏と共に
FF11の世界観を築き上げた人物としても知られている。
事実
ミッションや
クエスト担当のライターが相互に設定の整合性を確認する時、氏も参加して話し合いをすることになっている、とのこと。本人曰く"
イベント担当が縦の軸を作るなら、自分は横の軸を作っている"。また
河本ディレクターによれば、氏の頭の中にのみ存在する設定が山ほどあり、時折様々な形で外にでるらしい。
かつては『
ヴァナ・ディール トリビューンII』の執筆も行い、現在は期間限定
イベントなどで、
公式サイト上に告知を兼ねたショートストーリーを執筆していた。
ファイナルファンタジーXI 公式設定資料集 ~Life in Vana'diel~でも、一部は自ら執筆を手がけている。
FF11の開発初期から大規模なバトルに憧れ、
ビシージのシステムをあたためてきたが、『
アトルガンの秘宝』で(曰く「多くの問題を残してはいますけれど」)ようやくその念願が叶った。
武器・甲冑マニアとして、その世界では知られた人物で、和洋中問わず多くのコレクションと
知識を持つ。
また、自他共に認めるミリタリーマニアであり、
装備以外にも組織、運用面に関しても見識である。
本人が公の場に出ることは少ないが、開発者トーク
イベントではよく他の開発者から
ネタにされている。(「仕事が多忙を極めると(本物の)鎧を買ってしまう」「ブースに(本物の)兜が並んでいる」など)
事実、彼の机近辺にはコレクションが並んでおり、社員で知らぬ者は居ないくらい有名である。時折、コレクションを磨く彼の姿が見られる。
米国アナハイムで開催された「
FINAL FANTASY XI Fan Festival 2007」において、
ヴァナ・ディールの歴史についての解説を担当した際に日本兜を被り登場し、観客の注目を浴びた。
FF11以前には『パラサイト・イヴ2』でディレクターとシナリオを手がけている。
FFXIVの開発においても、プランナーの1人に名を連ねている。
FF14ではコンセプトデザイナーとして活躍していたが2011年9月からモバゲーを運営する株式会社
ディー・エヌ・エーに転職している。
2014年には『キングダムハーツ』シリーズや『
ディシディア ファイナルファンタジー』シリーズを手がけた池田隆児氏と共にゲーム会社「オリフラム」を創設した。
その後2019年に設立された株式会社WODANの代表取締役となり、ゲームデザイナーとして「四のの目」などの作品を世に送り出している。