闘獣場

記事名読み
とうじゅうじょう/The Pit
  1. アトルガンエリアコロセウム」内において、モンスター同士を戦わせる場所のこと。
  2. 企画・開発段階におけるパンクラティオンの仮称。後に「パンクラティオン」という名称で実装された。

闘獣場ではパンクラティオン(闘獣試合)が行われている。

エリアコロセウム」内のコンテンツはパンクラティオンだけのため、ゲーム内では実質的にコロセウム闘獣場パンクラティオンの状態になっている。開発中のコンテンツの意味で使われる場合はコロセウムともども地名とは異なるものを指すため、注意が必要となる。
経緯
2006年4月20日に追加ディスク「アトルガンの秘宝」がリリースされたときから、アトルガン白門には「Gate: The Colosseum」「Gate: The Pit」という2つの通過できないがあり、将来的なコンテンツの追加を予感させるようなNPCがそれぞれの前に配置されていた。

2007年4月5日のインタビューを見る限り、当初は追加コンテンツとして「コロセウム」と「闘獣場」という2つのコンテンツが計画されていたようである。
小川氏: 闘獣場に関しては企画自体は完成しているので、あとは実装していくのみなのですが、限られたスタッフでやっているので、彼らの手が空かないことには着手できないという状況です(笑)。年内には実装する予定なので、お楽しみにということで。コロセウムについては、現状凍結状態にあります。

GAMEWatcht『「アトルガンの秘宝」の今後の展開と、「FF XI」のゆくえを聞く』より引用

結局闘獣場コンテンツは2007.9.11に「パンクラティオン」として実装されたものの、コンテンツ「コロセウム」の開発凍結は解除されることなくアトルガンの秘宝は終了している。

闘獣場へはアトルガン白門の「Gate: The Pit」から行けるが、エリア名はなぜか「コロセウムThe Colosseum)」となっている。ちなみに「Gate: The Colosseum」は閉ざされており、ここからコロセウムに行くことはできない。

また、解析からは以下のような情報が読み取れる。
  1. データ上には「コロセウム地図」はあるものの、「闘獣場地図」は存在しない。
  2. コロセウム地図」のヘルプテキストには「コロセウム闘獣場地図」とは書かれておらず、「コロセウム地図」とだけ書かれている。
  3. データ上で確認できるコロセウムマップには、「The Pit」(闘獣場)と書かれたマップ(実際にゲーム内で確認できるマップ)と、エリア名だけが書かれたマップ(こちらはデータ上でのみ確認可)の2つが存在している。この2つはいずれもアトルガン白門に直結している。

ここから以下のような推測ができる。

コンテンツ「コロセウム」および「闘獣場」(いずれも仮称)はどちらもエリアコロセウム」内で行われるコンテンツとして開発されており、そのうち闘獣場だけがコンテンツ「パンクラティオン」として実装された結果、コロセウムエリア名として、闘獣場は地名としてゲーム内に残った…のかも知れない。もっとも、細かい経緯は開発チームのみぞ知るところである。
関連項目
パンクラティオン】【コロセウム

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