アトルガンブラス

あとるがんぶらす/Aht Urhgan Brass Ingot

製錬した鍮石の塊。

ブラスジャダグナ、属性ランプ等の素材となる。
日本語名は字数制限からか「インゴット」の語が省略されている。素材鉱石の名称に鍮石という耳慣れない言葉が採用されたのは、そのとばっちりかもしれない。

売却標準価格は441ギル。

以前は素材である鍮石の入手経路がハルブーンにおける採掘のみだった。
アドゥリンの魔境実装以降は、モグガーデンの鉱脈、カミール山麓での採掘でも鍮石が得られる様になり、以前より作りやすくなったといえる。

コラム

自然に銅と亜鉛が混和した鉱物を使用して黄銅を精錬する手法は、銅と亜鉛鉱物を使用して意図的に合金を作り出す製法より古くから存在する

亜鉛が金属として単体分離されたのは18世紀に入ってから。

。記録された地球世界最古の黄銅の使用例は紀元前10世紀のアッシリア（現イラク）であり、古代の黄銅生産の中心地はトルコ北東部からカフカス地域ではないかと考えられている。中東世界を模したアトルガンでこのレシピ・素材が実装されるのは似つかわしいことかもしれない。