複合レシピ

複数の合成について知識と技術が要求されるレシピのこと。専門外の素材を扱うレシピに多い。

通常、2種目以降の合成スキル(俗にサブスキルといわれる)はメインとするスキルよりも低く、スキルが要求される素材を作れる程度のスキルがあれば事足りるようになっている。

また、師範レシピなど高スキルのもので、他合成の師範レシピによる合成品を材料とするものもあるが、スキル上限が引き上げられた2012.3.27以前のレシピは概ね60前後がサブスキルとして要求される。上限が引き上げられてからはザムズミムスタッフのように印可スキル帯のサブスキルを要求されるレシピも追加されている。

複合として要求されるレシピのスキルは、特に高スキルになるに従い詳細な値を求めるのが難しくなってくる。これは、レシピ伝授NPCがメインスキルのみに基づいてレシピを伝授し、かつサブスキルの種類は教えてくれるがランクは教えてくれないため、そこからの推測が不可能であること、失敗を恐れて先にサブスキルをペナルティなしで上げられる上限まで上げるケースが多いこと、高価な素材を多く扱うため失敗前提での体を張った検証が行われにくいこと、などが理由として挙げられる。

複合レシピの場合、成否判定をスキルの数だけ行っており、従って通常の単一スキル合成よりも成功率が低い。通常の合成の成功率はレシピスキルに達している場合95%だが、2種複合の場合、これが約90.2%に、3種複合だと約85.7%まで下がるといわれている。レシピスキルに達していないスキルがある場合はさらに下がる。たとえば、彫金100鍛冶60木工0の職人がシーフツール(彫金28鍛冶19木工13)を合成した場合、木工スキルがレシピスキル-13で成否判定が行なわれるため、ほぼ確実に失敗する。

また、複合レシピの場合、メインのスキルとサブスキルの両方が高くないとHQになりにくいことから、HQ判定も成否判定と同様に行なわれていると推測されている。先のシーフツールを例に挙げると、彫金100鍛冶60木工13の職人では、彫金スキルと鍛冶は十分に高いが、木工スキルがレシピスキルぎりぎりであるため、HQになりにくい。彫金100鍛冶60木工60の職人であれば、要求される全てのスキルが十分に高いため、ある程度HQがくることが期待できる。

【合成】【レシピ】【HQ】