ちょっとおっちょこちょいな人物で、よりによってカラババの名前を何度も間違えてしまい血の制裁の餌食に。それでも己の任務を全うすべくカラババとそのお供King of Heartsの吹っかける無理難題解決のためにアルザビを奔走する。もっともカラババからすれば「粗忽者」「ごく潰し」にしか見えないらしく、悲しき管理職の体である。
カラババらのやりたい放題に皇宮が怒りを見せないのは、カラババ自身の威光もさることながら見えないところで彼が根回ししているからなのでは、と思わずにいられない。カラババのみならず、お供のカーディアン(King of Hearts)にすら「様」を付けている辺り彼の惨めさが滲み出てくる