ロックハートは「岩の心(
Rock Heart)」ではなく、「鍵の心臓」という意味で、英語圏にはこの姓を持つ人たちがいる。
FFシリーズでは、
FFVIIでティファ・
ロックハート(Tifa Lockheart)が登場している。
この
ロックハートという姓には次のような由来がある。
14世紀、スコットランド王ロバート1世は自らの心臓を聖地
エルサレムに納めて欲しいと遺言したため、心臓は鍵のかかった箱に納められ、任務を帯びた騎士の一団が十字軍と共に
エルサレムに向かった。結局一団はほぼ壊滅し、目的は果たせなかったのだが、箱の鍵を預かっていたサイモン・ロッ
カード卿という騎士は生き残り、心臓の入った箱と共にスコットランドに帰国した。
無事心臓を持ち帰った名誉を称えられたロッ
カード卿は以降
ロックハート(Lockheart)という姓を名乗るようになり、
ロックハート家の紋章には"Corda
Serrata Pando"
ラテン語で「私は鍵のかかった心臓を開ける」の意。英語では"I open locked hearts"となる。
の銘と共にこの心臓が加わることになったという。
もしかしたら
追加効果の
ディスペルは"開錠"と"解除"をかけているのかも知れない。