ガウェインはアーサー王の
円卓の騎士の1人。アーサー王の甥に当たる。聖者により功徳を授かり、午前中は力が三倍になる特性を持っている。
ランスロットとの不義により、グウィネヴィア王妃は火あぶりに処されることになった。ランスロットは警備を蹴散らして王妃を
救出するが、警備の騎士の中に居たガウェインの2人の弟ガレスとガヘリスはランスロットに殺されてしまう。ガウェインは怒り、アーサー王と共に軍勢を起こしてランスロットを攻める。ランスロットは王と戦うのを拒み、ガウェインにもひたすら謝罪するが、ガウェインは赦さずランスロットに2度に渡って一騎打ちを挑むが敗北する。
その間にモードレットが反乱を起こしたとの報が入り、アーサー王の軍勢は帰還するが、イングランド上陸の際の
戦闘でガウェインはランスロットに打たれた古傷の上を打たれ倒れる。ランスロットに謝罪と王への助勢を懇願する手紙を、血の混じったインクで書き絶命した。
モードレットとの
戦闘のさなか、
幽霊となって王の前に現れ、講和を結んでランスロットの到着を待つよう助言するが、不幸な偶然によって助言が達成されることはなかった。
ガウェインは「
ガラティン」という名剣を所持したそうで、斧を使っていた訳では無いが、ガウェイン卿と緑の騎士のエピソードで、斧で首を討てるか賭ける物語がある。