FINAL FANTASY XVI

2023年6月22日に発売された、ファイナルファンタジーシリーズの16作目。
ハードはPS5。ジャンルはアクションRPG。
キャッチコピーは『これは―クリスタルの加護を断ち切るための物語。』

物語はロザリア公国の王子クライヴが遠征中に他国の兵に急襲され、父と弟を失った上に奴隷のような身分に落とされるところから始まる。その後、クライヴは弟の仇を探し求めるが、真実が明らかになるにつれ、「人が人として生きられる世界」を実現するための戦いに身を投じていくことになる。

ファイナルファンタジーXIの開発・運営を行っているスクウェア・エニックス社の第三開発事業部が開発を担当している。開発スタッフはFF14の開発からシフトしたメンバーや、FF14兼任のメンバーが中心となっている。

コマンド入力を廃止するなど、FFXVよりもさらにアクション性の強い操作となっているが、アクションが苦手な人向けにオートで攻撃や回避が可能なサポートアクセサリが用意されており、幅広い層がプレイできるように調整されている。

チョコボやモーグリなど、FFシリーズのシンボルとなっているキャラクターや、フレイムタンやオニオンソードなどのシリーズ伝統の武器は登場するものの、FFXIからの出典はあまり見られない。

ただし、FFXIで初めて召喚獣として登場したガルーダが本作でも召喚獣として登場したり、各地に出現する凶悪なモンスター（リスキーモブ）に対し、"Notorious Mark"(NM)という英単語があてられているなど、影響を受けている面も見られる。

また関連性は明言されていないが、FFXVIの舞台となるヴァリスゼアの地形と、FFXIにおけるアルタナ四国周辺の地形には類似性が見られる。
例）風の大陸↔クォン大陸、灰の大陸↔ミンダルシア大陸、鉄王国↔ゼプウェル島、旧北部諸国↔バルドニアなど

事業部が同じということもあり、マップのデザイナーにFFXIの関係者がいたか、あるいはFFXIのマップデザインを参考にしたのかも知れない。

【ファイナルファンタジーシリーズ】