公国
- ジュノ大公国の事
- 国の単位としての呼び名 公国(こうこく)は君主制の一形態。「王国」が一般に王によって治められているのに対し、公国は公爵(大公爵)によって治められている国を指す。
普通近隣の王家と縁戚関係があり、分家が独立国家となったケースがほとんど。
ちなみに、現在存続している公国はモナコ公国を始め、ルクセンブルク大公国、リヒテンシュタイン公国、アンドラ公国の4ヶ国のみであるが、国際的に国家として承認されていない自称公国として、イギリス海軍の海上要塞跡を国土と主張する人口4名のシーランド公国がある。
ヴァナ・ディールにおいてはジュノ大公国がこれにあたる。
ジュノは大公カムラナートにより治められているので「大公国(Grand Duchy)」となる。
貴族による統治が行われている(いた)国は他にタブナジア侯国があるが、これはタブナジア侯爵(Marquis)家が治めていた「侯国」(Marquistate)であり、「公国(Duchy)」ではない。
爵位の日本語訳には「公爵(Duke)」と「侯爵(Marquis)」の同音異義語があるので混同しがちなのだが、両者は別の称号である(公爵>侯爵)。
貴族により治められている国の総称は(爵位制度が国ごとで微妙に異なるため)「諸侯国(諸侯=王族を除く貴族により治められている国)」とするのが適当か。
なお日本で最も有名な(実在しない)公国は恐らくジオン公国である。次点がカリオストロ公国か。
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