語り部/ネタバレ

記事名読み
かたりべ/ネタバレ
語り部の起源はガルカ族の転生の歴史が始まった5000年前に遡る。
当時のヴァナ・ディールではカオスアストラル界からクリスタルの力を大量に吸い出した影響で世界の均衡が崩れ、母なるクリスタルの命の循環から外れた「淀み」が生まれてしまった。
その結果、世界からは急速にクリスタルの力が失われることとなり、いち早く異変に気付いて目覚めたオーディンはその理由を世界中に問いかけた。
神の声は普通の生き物には聴こえないはずであったが、ただ一人、とあるガルカの少年の心にだけは届いたという。その反応を頼りにオーディンヴァナ・ディールへと辿り着き、結果、カオスの討滅へと繋がったのである。

カオスとの戦いの後、オーディンはこの功績に報いるため、ガルカ族に「転生」というシステムを与えた。
また、はじめにオーディンの声を聞いた少年には、この出来事を忘れないようにと自らの左目、即ち「記憶を引き継ぐ力」を与えた。
この少年こそ、初代「語り部」と呼ばれる存在である。

なお、「語り部転生した後の人生で、例外なく非業の死を遂げている」という。
バストゥークミッション語り部現る!?」において、グンパはこの旨の発言で偽の語り部を撃退しているが、
この時点では単に鎌をかけているだけなのかはっきりしない。
しかし、その後のミッションである「流砂の鎖」でザイドも同様の発言をしており、どうやら事実らしい。

最後の語り部
ヴァルハラに再び甦ったカオスとの決戦を迎えるにあたり、万全の状態であらねばならぬと悟ったオーディンは左目の返還を要求する。
しかし、先代語り部であるラオグリムの魂が分かたれた影響か、その声は現代の語り部グンパの元には届かなかった。
冒険者の尽力により語り部の記憶の秘密を直接伝えられたグンパは、オーディンの勝利のため、そして友の願いを叶えるために語り部の力を手放す決心をする。

カオスとの戦いに勝利した後は再び左目の力が下賜されるのだが、この間一時的に語り部がいなくなったことになる。
グンパ自身は最早語り部の力は必要ないと考えていたようだが、オーディン曰く、ラグナロクの再来を防ぐため、左目を通じてアレキサンダーの動向を監視する必要があるという。
関連項目
転生】【オーディン】【グンパ

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