チュルソスシュタプ

記事名読み
ちゅるそすしゅたぷ/Thyrsusstab
両手棍の一つ。
グラフィックエルムスタッフと同じ。

獣神印章30BFで手に入る潜在武器(いわゆる逆トライアル武器)の1つ。

潜在能力の発動条件は逆トライアル武器の項に詳しく記載されているのでそちらを参考に。

装備できるジョブスタッフ類を装備できるジョブと同じであるが、性能は通常のスタッフ類と大きく異なりD値が高くクリティカルヒット+6%も付いている。

戦士にとっては、かつてはこの武器が最強の両手棍であった。
その後2008年6月10日のバージョンアップによって追加された滅鬼積鬼に最強の座を譲ったものの、滅鬼積鬼の入手難度は高く、この武器を使い続けた戦士もいたものと思われる。

レベルキャップが上昇したことで、プレニタスヴィルガなど更に強力な両手棍も追加されているが、Lv75以下に限れば今だ有用な武器である。

モンク白魔道士ナイト竜騎士にとっては、猿棍金箍棒の方がD値が高く、なおかつこちらにもクリティカルヒット+5%(HQは+7%)がついているためにチュルソスシュタプを使う人は少ない。
一応潜在解放前でも属性杖よりはD値が高いのでとりあえず使ってみるならいいかもしれない。

スピリットテーカーを使う黒魔道士召喚士などにとっても、TPボーナスが付いているマーシャルスタッフカーバンクルポールの方が好まれ、また、各種属性杖を持ち歩くことから攻撃系の両手棍はあまり重要視されていない。
ただし、マーシャルスタッフマーシャル武器でも利用価値の高い部類であり、ENMのあたりアイテム的扱いであることから競売では高値で安定しており、また、カーバンクルポールは高難易度のクエスト報酬のため、そういった意味ではこちらのほうが入手難度としては楽なほうに入る。

売却標準価格は3,187ギル
由来
チュルソス(Thyrsus)はラテン語で幹という意味だが、この場合はおそらくギリシャ神話の酒の神バッカスの信者が携えた杖のことを意味する。
サイトによってはバッカスの杖と紹介しているところもあるが、杖はバッカスの象徴であってバッカス自身がこの杖を用いたわけではないようだ。ただ、バッカスが描かれるときはチュルソスかフェンネル(セリ科の植物)の杖を持った姿で描かれることが多い。

stabは英語では「刺す」という意味になるが、「シュタプ」という発音からドイツ語の「杖」(英語でいうところのstaff)のことと思われる。この杖はさしずめ「バッカスの杖」と言ったところであろうか。
関連項目
逆トライアル武器】【印章BF

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