リーベア・デイモニウム

記事名読み
りーべあでいもにうむ/Liber Daemonium
だいじなものの一つ。2022年8月10日のバージョンアップで追加された。
セレニア図書館にあった禁帯出の本。
作者不詳であり、執筆された時代も不明。
その読み手には何らかの事件が起きる
という黒い噂が絶えない……。

蝕世のエンブリオオシャシャの守り手」を進める過程で入手する。

リーベア・デイモニウム
世界設定
リーベア・デイモニウムは、バストゥークの英雄「グンサー・シュルツ」が著した、いわばデーモン辞典といったもの。デーモン族からシュルツが聞き取った昔話を元に、5000年前から始まるデーモン族の歴史とシュルツの私的考察が綴られている。

ただ、デーモン族にとって知られたくないことが書かれているためか、デーモン族によって読み手を惑わし害する魔法がかけられ、以来、この書を読もうと魔法を解く人間と、そうはさせじと魔法をかけ直すデーモンの応酬が続いた。そのうち変異が起きて本に意識のようなものが芽生え、自ら姿をくらましたらしい。

こういった経緯から「読み手には大小は違えど何らかの事件が起きる」「デーモン族を呼び出す力を持つ本」といった噂が生まれたものと思われる。

経緯は不明だがセレニア図書館の蔵書となり、神聖アドゥリン都市同盟の前総務大臣「ガルシマス・D・アドゥリン」が借りたのを最後に図書館から失われ、それを冒険者が回収することになる。
名称について
ラテン語で「悪魔の書」という意味
注釈1
liberdaemonium(Wiktionary英語版)
ラテン語のliberには、「本」の他に「自由な」、(頭文字が大文字なら、古代ローマにおける)「生産と豊穣と酒の神」という意味もあるが、ここでは書物であることから、「本」であると思われる。

関連項目
蝕世のエンブリオ】【Schultz】【Ghalcimus】【セレニア図書館
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