ルサンチマンとはデンマークの哲
学者キルケゴール(キェルケゴール)が確立した哲学上の概念で、広義的に言えば、被支配者的な弱者が支配者側に属する強者への
憎悪や妬みを内心にため込んでいる状態・心理の事を意味する。
かなり粗雑な例として喩えるなら、木の上に実ってる葡萄が食べたいのだが、手が届かない狐が「あの葡萄は酸っぱいに違いない」と内心毒突いて弱者的な心情を紛らわせたりする状態の事。無論、葡萄が手に入らない自分の無力さ自体は全く変わらず、葡萄を食べられない狐は屈辱感を根本的に解消する事はできない。
一般に知られる様になったのはニーチェの『道徳の系譜』からと言われている。
ただ、狭義的に言えばルサンチマンの意味は各思想家ごとに、微妙な差異を伴って使用されるために全てを同一の意味で使用する事は困難である。
この
アイテムの場合は、その場所を支配している他国に対する反抗心(ルサンチマン)を
ダメージ軽減という力に変える
装備といったところだろうか。