DPS

記事名読み
でぃーぴーえす/だめーじぱーせかんど
ゲーム用語の一つ。単位時間当たりに与えるダメージ量のこと。
"Damage Per Second"(1秒あたりのダメージ)を略した言葉。

ダメージ制のアクションゲームの他、シューティングゲームなどでも使われる。

表面上は区別されていないが、もっぱら与ダメージに対して使われる言葉で、単位時間あたりの被ダメージに用いられることはない。

FFXIのコミュニティでは単位時間あたりの与ダメージは「火力」という言葉で大雑把に括られることが多いが、公式内部では普通に使われているようであり、インタビューでこの単語が用いられたこともある
注釈1
17周年を迎えた『FFXI』プロデューサー松井氏&ディレクター藤戸氏インタビュー(2019/5/16のファミ通インタビュー)。ここでは「単位時間あたりの火力」という説明をしている。


FFXI内ではDPS計測機能を提供していないが、通常攻撃DPSに関してはD/隔に60をかけることで基準値を計算できる。また、DPSを試算するための補助ツールを提供しているプレイヤーがいたり、FFXIVで「DPS」という言葉が普通に使われていることもあってか、FFXIプレイヤーの中でもそこそこ認知されているようである。

実際のDPSを計測するのは難しいが、FFrepのような外部ツールの登場で火力(DPS)を正確に計測できるようになり、トレンドが一撃重視からDPS重視(WS即撃ちを基本としてヘイストを重視)に変化していったという歴史がある。

FFXIVのように、転じてダメージを敵に与えることが主なジョブを指して「DPS」を用いているゲームもあるが、FFXIではこれらは「アタッカー」という言葉で呼ばれており、この意味でDPSという言葉が使われることはまずない。なお、MMO用語でこの役割はダメージディーラー(Damage DealerDD)と呼ばれる。
関連項目
Damage Dealer】【アタッカー】【火力】【MMO

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