ネイティブアプリプロジェクト

2015年3月19日の発表会で「ヴァナ・ディール プロジェクト」の3つの企画の1つとして発表されたプロジェクト。

モバイル端末で、いつでもどこでも気軽に楽しめる、全く新しい“次世代の「ファイナルファンタジーXI」”を開発するプロジェクトとされる。

2016年内配信を目指すとしており、この次世代FFXIにどのような名称が冠せられるのかも含めて詳細は発表時点では不明だが、ジャンルはモバイル端末でのプレイ構想をMMOにプラスした"Massive Multiplayer Mobile ロールプレイングゲーム"(MMMRPG)であるとされている。

2016年4月27日には「ファイナルファンタジーXI リブート(仮)」として開発状況が発表されている。
以降ほとんど音沙汰のない状態が続いたが、2020年12月に開発中止となったことが海外ニュースサイトで報道された。
そして2021年2月9日開催の決算説明会で、クリエイティビティの観点から期待水準に達していないと判断し正式にプロジェクトの中止が発表された。

戦闘がタッチインターフェイスに最適化され、ジョブシステムや連携・チェーンなどの「ファイナルファンタジーXI」の基本システムに更なる改良を加え、よりスピーディ且つ遊びやすく進化する。

また、パーティ編成を改良したシステムやソロプレイが充実するシステムの強化など、様々なプレイスタイルに合わせて気軽に楽しめるものを目指している。さらに、多様な条件によって発生するダイナミックなイベントによる、モバイルならではのリアリティのある世界を提供する。

株式会社ネクソンをパートナーとして開発を行い、日本、韓国、北米、その他ヨーロッパ、アジア地域などにおいてサービスを展開していく予定となっている。

「ネイティブアプリ」とは、一般的には、端末内の演算装置が直接に演算処理を行う（実行する）タイプのアプリのこと。これに対し、Webブラウザ上で動作するプログラムとWebサーバー側のプログラムが協調することによって動作するものはWebアプリケーションと呼ばれる。

【ヴァナ・ディール プロジェクト】

発表会ダイジェスト（2015/3/19 公式フォーラム）