英語名を見ればわかるが、チャリトニス+リングではなく、チャリトニ+スリングである。
スリング(sling)は
投石器、
投石紐と呼ばれ、石受けとなる小さな布の両端に紐がつながった形状をしている道具のこと。
紐の一端を指や手首に固定して、布の部分に石をセットし、紐の両端を握って
振り回し、紐の一端を離すことで、遠心力が乗った強さで石を飛ばすことができる。
古代から羊飼いが家畜の誘導や害獣の追い払いに用いたほか、狩猟や戦争における歩兵の
武器としても登場する。
聖書の「サム
エル記」には、後にイスラ
エルの王となる羊飼いの少年ダビデが、
投石器でペリシテ人のゴリアテという大男を倒したことが書かれている。
アイコンが
石つぶてなので、
石つぶての高レベル版のような期待感があるが、残念ながら
アクセサリ型なので
投げることはできない。
チャリトニ(Charitoni)に相当する一般的な英単語は存在しないが、
クロウラー(イモムシ)の
戦利品から出現することから、キジマドクチョウ(学名:Heliconius charitonius)あたりに関係しているのかもしれない。