Zacariah

記事名読み
ざからいあ
歴史上の風水士。「土のナー・ザカライア」(Zacariah, guardian of earth)の2つ名を持つ。

風水士の開祖シィ・レナイェの5人の直弟子の一人で、子孫にホステン(Hostenn)とその娘のシルヴィ(Sylvie)、レナイェ家お抱え職人のウエスコリーナ(Wescolina)などがいる。

人間と自然の共生が可能であると信じ、開拓という自然を傷つけるような行為も、人と自然の均衡を崩さないように行うことが可能だという教えを伝えた。また、風水を極めた者は龍脈になるとも伝えており、シルダス洞窟エルゴン・ローカスに「土の地瘤」を築いて自らの墓とし、また子孫も代々この地に葬られることでシルダス洞窟龍脈を浄化してきた。

しかし、現代ではなぜかザカライアシィ・レナイェを死に追いやった裏切り者という噂があり、ザカライアの一族以外にこの教えはあまり信じられていない。

レナイェ家の当主イキ・アスカモットや、先代のライソ・ネフテレは開拓に反対しつつも、ザカライアのように自然と共生する開拓を模索しているが、それでも一族はレナイェ家の中では冷遇されており、危険な開拓に派遣されることも多い模様。

風水士AFクエストでは、ザカライアの一族と共にZacariah本人が遺したものに触れることになる。

フルネームはクエスト大地の忘れ形見」で明らかにされた。ミスラのような名前を持つが、ヒュームである。日本語版ではシルヴィの父ホステンから「彼女」と呼ばれており女性とみられるが、英語版では"he"という代名詞があてられており性別の方はイマイチはっきりしない。シィ・レナイェの死後、5人の学徒のうち4人のミスラ大いなるものに仕える精霊となったが、ザカライアヒュームとしての技術力を見込まれ、人間としてアドゥリンの地に残り、シィ・レナイェが身に着けていた衣の製法を代々伝えていたという。
この秘術は現代では失伝の危機にあり、その役目を娘のシルヴィですら教えられていなかった。このことからも、ザカライアがそうした重大な使命を負っているということが周知されることもなく、そのために「レナイェの教えに逆らって1人だけ生き残った」と伝えられ、あろうことか「秘術を我が物にするために4人の学徒を亡き者にしたのではないか」と歪められてしまったであろうことがうかがえる。


関連項目
風水士】【Sih Renaye】【ザカライアの一族】【アジムスアタイア

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