ゴールドラッシュ

記事名読み
ごーるどらっしゅ/Gold rush
ヴァナ・ディールで起きたゴールドラッシュは、天晶暦418年にグスゲン山金鉱が発見され、ザルクヘイムグスタベルグに黄金を求めてヒュームの流れ者が殺到した出来事のこと。
それまでヒュームがまとまって行動することはほとんどなく、この出来事がきっかけでバストゥークの歴史が始まったと言っても過言ではないだろう。

後の初代バストゥーク大統領マイヤーも、ゴールドラッシュに惹かれて近東からはるばる海を越えて(といっても密航だが)クォン大陸に渡ってきたという経緯を持つ。
当時この地域はエルヴァーンによって支配されていたが、ゴールドラッシュにより、この地域でのヒュームの人口は急激に増大し、無視できない勢力になっていった。

456年にはゴールドラッシュで増加したヒュームの鉱山労働者が王都サンドリアに流入しているが、彼らが王都の治安を悪化させたため、458年に神殿騎士隊(当時)はヒューム族追放を敢行している。神殿騎士隊はこの治安回復の功績を認められ、460年に神殿騎士団に昇格している。
この頃からサンドリアは鉱山労働者たちを脅威とみなし始めたようで、鉱山労働者に対して攻撃を仕掛けるようになり、それに対する戦いを通じて建国への気運が高まっていった。

バストゥーク建国の後もグスゲン鉱山バストゥークを支え続け、849年に大規模な落盤、火災事故が起きて閉鎖されるまで採掘が続けられた。
この頃のグスゲン鉱山は既に採掘量が落ちていたようだが、冒険者にとっては金鉱等の有力な採掘エリアとしてその後も採掘が行われており、かつてのゴールドラッシュ面影を見ることができる。
解説
現実世界でも金を求めて人が殺到するゴールドラッシュが起きており、ヴァナ・ディールのモデルになったと思われる。
特に有名なのが1850年頃にカリフォルニアで起きたゴールドラッシュで、人が殺到してカリフォルニアの人口は10倍以上になった。その中にはアメリカ人だけではなく、マイヤーのように大洋を越えてアメリカに渡ってきた人々も大勢いたという。
関連項目
バストゥーク共和国】【グスゲン鉱山】【Mayer】【ミスリルラッシュ

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