残業

1. 規定の勤務時間を過ぎてからも残って仕事をすること。また、その仕事。
   
2. アビセアにおける戦略。アビセア残業とも。当項目ではこちらについて解説する。
   

端的にはアビセア乱獲終了後、ソロ～少人数で主にアイテム取りを行うことを指す。

アビセアでは大量の敵を倒しビジタントを光らせると宝箱（Sturdy Pyxis）のランクが上がり、時間延長をしたりアビセアンの遺物などのレアアイテムを入手することができるようになる。

この発光はアライアンスで共有されるため、フルアラかそれに近い数の参加者を集めてランクを上げる方が効率が良い。そのため、アライアンスを組んで敵を倒し、アイテムや経験値を稼ぐ「アビセア乱獲」という手法が定着している。

しかし、参加者の時間の都合で大抵3～5時間程度でアビセア乱獲は解散になるため、ランクが最高になっていようと滞在時間が何時間残っていようとそこで終了になってしまう。

この育ったビジタントと余った滞在時間を最大限活用するため、乱獲終了後もアビセアに残って敵を狩るという行為が行われるようになり、これが残業と呼ばれるようになった。

以下の利点により、特に大きな金箱からしか出ないような稀少なアイテム（アビセアンの遺物やオーグメントのついた装備品、エンピリアン装束など）を入手するのに有効である。

• アビセア乱獲では18人でのロット（ダイス）勝負のため、たまに良いアイテムが出ても入手できる可能性は低い。少人数のアイテム取りなら良いものが出れば自分が入手できる可能性が高い。
  
• だいじなもの（アビセアンの遺物）は主催優先であることも多いため、入手するためには基本的に主催をするかNMを倒す必要がある。しかし、残業であればアビセア乱獲を主催しなくても入手のチャンスが得られる。
  
• 長時間プレイできない人であっても、残業プレイヤーと合流することによって短時間でもアイテム取りのチャンスが得られる

  注釈1

  ただし、アビセア乱獲での補充と同様、取得する経験値やクルオに差がついてしまうことや、残業プレイヤーがとどめを刺さないと良い宝箱が出ないことに注意が必要。
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長時間アビセア乱獲をした後の作業になるため、まとまった時間の取れるプレイヤーでなければ残業を行いにくいという制限がある。アビセア乱獲の中には青白黄の光のみを育てる、経験値を度外視したアイテム取りメインの短時間ツアーも催行されており、このようなツアーに参加すれば残業をすることも比較的容易だろう。

また、残業は前述の通りソロ～少人数で行われることがほとんどで、その難易度や効率はソロ性能に大きく左右される。このため、ソロに向かないジョブやサポートジョブの組み合わせで乱獲に参加した場合、その後の活動に大きく制限がかかってしまう。数人で固まって参加したり、乱獲が終わった後から応援を呼ぶなどの対処法が考えられるが、その場合も最初からいるPCがとどめを刺さなければならない。

【アビセア乱獲】【Sturdy Pyxis】