士官候補生/ネタバレ
土下座に始まり、
ロンジェルツ(
Rongelouts)
軍曹に食って掛かるわニュータイプとして
覚醒するわ、挙句の果てに立ち往生で果てるなど、期待に違わぬドラマティックな「活躍」を見せるのが彼である。
プレイヤーと共に数多の昇級試験を突破するうちに「友情」を知り、「根性」をたたき上げられ、「勇気」を身につける彼の成長ぶりに感銘を受けた人も少なくはないだろう。
幼い頃に体験した火事が原因で「火」に恐怖を持ち、それが現在の臆病な性格を形成していると
ヤスミールの口より語られるが、何故彼女がそれを知っていたのかまでは語られなかった。あるいは、
ファルズンが
ヤスミールのことを単に忘れているだけなのか…?
傭兵士官学校を「仮」卒業し、階級は
軍曹となる。
ロンジェルツをして、「もっとも成長した生徒」と言わしめた彼は真の
勇者となりえた、のだろうか?
昇進試験~中尉のラストシーンは、密かに思いを寄せていた
ヤスミールから告白されてハッピーエンド……のはずが、本人がまったく気づいていなかった、という何とも彼らしいエピソードで締めくくられている。
士官への道を志す少女というのは任務として与えられた仮の姿。
実際には
ツァヤ自警軍(あるいは秘密裏に存在している
ツァヤ自由軍?)の極秘任務としてサラヒム社に送り込まれた刺客であり、その任務の全容とは「ある裏切り者の皇国将軍の暗殺」であると云う。
同時期に
実装された
クエスト「
水和ぐ盾」の内容から察するに、その将軍とは
あの人のことであると思われる。
が、直後に彼女はそれ(極秘任務)を冗談と否定していることから、どこまで本気かは不明である。まあ、あまりにも具体的過ぎるので任務自体は事実なのだろうが…。
ファルズンの過去を知っている節があり、彼との関係が気になるところではあるが、そちらに関しての情報はほとんどない。
ファルズン自身もかなり息の長い準レギュラー
キャラ的な位置付けであることもあり、この2人の物語はこれで終わりではないのかもしれない。
傭兵士官学校を正式に卒業、サラヒム社の
少尉として
オルジリア大陸へ派遣されることになる。
モニヨン銀貨に名を残すモニヨン家の現当主。
モニヨン家は伯爵の位を戴いていたが、彼の弁によると父が
サンドリアで禁じられている
決闘を行ったために現在は没落しているとのこと。
このことから、彼のフルネームは「
ネオザリヤ・モニヨン」であると思われる。
つまり彼は確かにセレブではあるものの、登場時に言われていた「伯爵家の御曹司」ではなかったことになる。
この「汚点」を自覚していたがゆえか、サラヒム社の士官として名を上げることでお家の復興を成すことが彼の最大の目的であった。
そのためには他を蹴落とすことも厭わないという姿勢の表れか、とにかくツンケンしていたが、士官学校にて仲間の大切さに気付き、最終的には
プレイヤーに敬意を表して道を譲る。
傭兵士官学校を正式に卒業、サラヒム社の
少尉として
クォン大陸へと戻っていく。
ほとんど最後まで2人1組の扱いを受けていたが、クベは反骨精神に長け、トカは情報収集能力に長けると云うアイデンティティを与えられている。
…が、2人合わせても前の3人の一人一人より
キャラが薄いのは否めない。
2人とも
傭兵士官学校を「仮」卒業。下士官であること以外具体的な階級までは語られていないが、
ファルズンと同じく
軍曹であると思われる。
ちなみにこの2人は
アトルガン白門でこの後も顔を合わせることになるが、台詞はまったく変わらないのは寂しいところ。
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