罪狩りとして
本国から派遣され、
プロマシアミッションを通して
プレイヤー一行と幾度と衝突するうちに今回の「
罪狩り」に疑問を持ち始める。そうして中盤以降は
罪狩り三姉妹の代表として
スカリーZが一行に加わる事となる。物語は進み、
プロマシアの呪縛とそれに纏わる様々な真実を目の当たりにし、彼女は終に罪を狩る事はできなかった。否、狩るべきではないと結論を下したと言うべきか。もちろん、一度下った
罪狩りを撤回する事はできるものではないだろうし、過去に類を見ないことだろうから彼女自身の葛藤もあったのだろう。
妹たちと
プレイヤーを前にこう表明した時には既に一点の曇りも無いようであった。彼女なりの結論だったのだろう。
プロマシアに挑むことは、まさに呪縛を絶つこと。これは彼女に限ったことではない、携わった者達全員が何かに迷いながらも運命を共有し逢着した先であった。そして、
スカリーZを捉えていた呪縛とは、まさに「
罪狩り」そのものであったのだ。呪縛が解けるとき、彼女の心中には既に新たな芽が
息吹いていた。
こうして、
スカリーZは「
罪狩り」の志を妹たちに託して姿を消す。