スカリーXYZ/ネタバレ

記事名読み
すかりー
罪狩りとして本国から派遣され、プロマシアミッションを通してプレイヤー一行と幾度と衝突するうちに今回の「罪狩り」に疑問を持ち始める。そうして中盤以降は罪狩り三姉妹の代表としてスカリーZが一行に加わる事となる。物語は進み、プロマシアの呪縛とそれに纏わる様々な真実を目の当たりにし、彼女は終に罪を狩る事はできなかった。否、狩るべきではないと結論を下したと言うべきか。もちろん、一度下った罪狩りを撤回する事はできるものではないだろうし、過去に類を見ないことだろうから彼女自身の葛藤もあったのだろう。
Shikaree Z:これから私は本国へと帰り、
 男神プロマシア女神アルタナ、人の罪を
 包み隠さず女王に報告する。

Shikaree Z:そして、その罪を知りながら
 足掻こうとした人々の戦いを示し、ミルドリオン
 プリッシュ真龍の罪を否定する。

Shikaree Z:そして……、
 私は罪狩りの名を捨てるつもりだ。

妹たちとプレイヤーを前にこう表明した時には既に一点の曇りも無いようであった。彼女なりの結論だったのだろう。プロマシアに挑むことは、まさに呪縛を絶つこと。これは彼女に限ったことではない、携わった者達全員が何かに迷いながらも運命を共有し逢着した先であった。そして、スカリーZを捉えていた呪縛とは、まさに「罪狩り」そのものであったのだ。呪縛が解けるとき、彼女の心中には既に新たな芽が息吹いていた。

Shikaree Z:私は知った。
 自らの中に眠る正義を。

Shikaree Z罪狩りの名を失っても、
 いや失うからこそ、行える正義を行おうと。

こうして、スカリーZは「罪狩り」の志を妹たちに託して姿を消す。

Shikaree X:……うん。
 姉さんは、ボクらの姉さんだもんね。
 それだけは永遠に変わらない。

Shikaree Y:そうさ。
 アタシたちはただの罪狩りじゃない。
 憎むべき敵を狩り、愛する者を守る
 守人なのさ。

四方山話
また、プロマシアミッション中に明かされるスカリーZの本名マグ(Mhag)、後日談のタイトル「メーガスの名は永遠に」などから推察する限り、彼女らは過去シリーズにも登場したマグ・ドグ・ラグの「メーガス三姉妹」をモチーフにしていると思われる。ミスラ命名法則にも則しており、絶妙な仕掛けだったといえる。
関連項目
Shikaree X】【Shikaree Y】【Shikaree Z

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