その名の通り
マンモスの牙であるが、マンモスは少なくとも1万年程前には絶滅したとされており個体としては現存はしていない。
しかし、そのマンモスは主な棲息地域であったシベリアなど凍土には今もおよそ10万トンとも言われる数が死したまま眠っているとされており、昨今の温暖化の影響などで地表にその姿を現すこともあるようだ。
現在地球上に出回っている
マンモスの牙は、そうした個体から採取されたもので、特に密猟や盗掘に近いものが闇市に出回っているものが主とされている。
1キロ当たり10万円前後とされているが、ワシントン条約で禁制品となった象牙製品の代替
素材などとして実際に目にする機会もあるという。