現実世界の
ヒキガエルは日本を含め世界各地に分布する
カエルの一種
。ガマガエルなど様々な異称を持つ。
醴泉島では水辺でしか見かけないようだが、
現実世界の
ヒキガエルは陸性が強く、繁殖期以外は水辺から離れて行動していることが多い。
有毒の粘液を持っており、後頭部の耳腺からも強力な
毒液を噴出するため、食用にされることはないが、
毒液を乾燥したものが生薬として用いられることがある。また、
ヒキガエルから作ったとされる「
ガマの油」という軟膏も存在するが、その材料には諸説ある。とはいえ、
ヴァナ・ディールの
ガマの油は「
ヒキガエルが分泌する粘液」という説明文であることから、本当にこの
カエルから作成されているのだろう。