Ree Habalo

ヤグード教団の初代現人神。生年(441年以前)-500年。

天晶暦441年に現人神を称し始め、急速にヤグード族の信仰を集める。
482年には信者を組織化してヤグード教団を創設し、493年にはオズトロヤ教導軍を創設するなど、着々とヤグード教団の足固めを進めた。

500年にヤグードを率いてサルタバルタに侵入し、第三次ヤグード戦役を引き起こしたが、ハルザル族族長コンツオロンツが独自に開発した黒魔法「フレア」によって倒された。

レー・ハバロ自身は倒れたものの、この時の体制は後の現人神によって維持されており、現代のヤグード軍の基礎を築いた人(?)物といえる。なお、ヤグード族がタルタル族の捕虜から魔法の秘術を引き出したのは、レー・ハバロ死亡後間もない502年のこと。現人神が魔法によって倒されたことがヤグードの魔法に対する意識を高めたことは想像に難くない。

ゲーム内でも後世に残された「ハバロの詩」が登場したり、レー・ハバロを模したと思われるハバロヘッドギアという装備が存在するなど、その痕跡を垣間見ることができる。

蝕世のエンブリオ「ニーの死地」では、レー・ハバロが元々はヤグード族の戦士であり、「ソロムグの変」の戦いで最後まで生き残ったことから民衆に崇められるようになったことや、それをきっかけに自らを神と称し始めたという経緯が明かされている。また、全てのヤグードがレー・ハバロを支持したわけではなく、離反して東方に渡った一派も存在したらしい。

【現人神】【ヤグード】【ヤグード戦役】【ハバロの詩】【ハバロヘッドギア】