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FINAL FANTASY VIII
記事名読み
ふぁいなるふぁんたじーえいと
ファイナルファンタジーシリーズ
8作目。発売元は
スクウェア
(現
スクウェア・エニックス
)。1999年にプレイステーション用ソフトとして販売開始された他、
ウィンドウ
ズ用のソフトもでている。またゲーム
アーカ
イブスとして
PS3
/P
SP
用に配信中。
ストーリー概要
一方で
魔法
が存在しながらも、高度に機械文明が発達した世界――いくつもの国家が共生、あるいは反目しあっていた。そんな中バラムガーデンの学生、
スコール
・レオンハートとその仲間たちは、精鋭たる
傭兵
SeeD となりその任務をこなしていく。
ある時、彼らはレジ
スタン
ス組織のトップ、リノア・ハーティリーと出会う。彼らに下される魔女暗殺の任務、何度も現れる「ラグナ」という男の記憶。国家を、引いては世界を又にかける戦いへと、いつしか
スコール
達は巻き込まれていく……。
評価
シリーズ中もっとも好き嫌いの差が激しい作品だと言われ、熱心なファンがいる一方、受け付けない
人間
も多々発生した。
ファイナルファンタジーシリーズ
の中で売り上げがトップ(2007年10月時点)であり、かつプレイステーション用ソフト歴代第二位である(同時点)。発売にあたって当時の
スクウェア
はかつてない宣伝を行ない、特に主要
キャラ
クタである
スコール
とリノアが掛け合うCMを見たものは多いであろうと思われる。
またプレイステーション最高峰ともいわれる美しい
グラフィック
、複雑に国家間が絡み合い伏線が交錯する(大きな伏線が
エンディング
のさりげない場面で回収されたりする)シナリオ、極めて自由度の高いシステム、
ファイナルファンタジー
特有の音楽の美しさなど、ことに近年、再評価される向きも多い。
反面、美しい
グラフィック
は前作の
FFVII
から続いて「
ムービー
を見るためのゲーム」と揶揄され、シナリオもヒロインの独特な
キャラクター
に感情移入できず
注釈1
スカートじゃなくてスパッツだったのが理由という意見も・・
FFVII
でティファはスカートとスパッツどっちが良いかとデザイナーの野村氏が周りに意見を聞いたら満場一致でスカートがいい。というエピソードもある。
、大きな柱となる恋愛劇を楽しめない等批判も多い。またシステムも
プレイヤー
の方法論によっては面倒さが先立ち(ドローシステムなどその代表であろう。さまざまな方法でその面倒さを緩和できるとはいえ、それを知るためには多くの
知識
が必要となり、不親切)、自由度はそのまま煩雑さに取って代わる。
初めて
キャラ
クタを八頭身にする、
プレイヤー
側のレベルによって敵のレベルも変わる、
アイテム
の
装備
を撤廃する――等、良く悪くも今までにない試みをいくつも盛り込んでいた、といえる。
またミニゲームの内容も凝ったものとなっており、
Triple Triad
という
カード
ゲームはその代表であろう。
FINAL FANTASY IX
ではこの後継者ともいうべきクアッドミストが登場した。
プレイオンライン
の
テトラマスター
はこのクアッドミストを元にしている。
FINAL FANTASY XI
との関連性
アーリマン族
の使う「
アイズオンミー
」は、本作の主題歌である中国の歌手フェイ・ウォンの「Eyes On Me」が元
ネタ
である可能性が高い。同曲のシングルCDはハーフミリオンのヒットとなった。
また、
召喚獣
(
FFVIII
内においては
ガーディアン
・フォースと呼ばれる)「
ディアボロス
」の登場もこの作品から。
一部の
モンスター
名(Caterchipillar-ケダチク、Funguar-フンゴオンゴ、Geezard-ハウ
リザード
、
Torama
-
クァール
、Droma-アリニュメン)は本作の英語版における名称が初出となっている。
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