現実世界において、刺絡は瀉血(しゃけつ)という血液を外部に排出させる事で症状の改善を求める治療法の1つ。
中世ヨーロッパで広く行われていたが、瀉血が有効ではないケースにおいても乱用され、患者を
衰弱死させてしまうケースもあったようだ。
本来刺絡は中国に伝わる鍼灸の1つで、ツボにやや太い針を刺して、ごく少量の血液を軽く絞り出す治療法であり、静脈を積極的に切開する中世ヨーロッパの瀉血とは異なるのだが、
FFXIの設定では両者が混ざっている模様。
また、Goblin Leecherには「ヒルに
吸血させる療法を得意としており、
人間の患者も密かに通っている」という設定
があることから、
ヴァナ・ディールには現在も瀉血の風習は残っているようである。